美大受験予備校。芸大受験予備校。芸大、各大学の入試対策にがっちり取り組みます。東京都にある中央線沿い立川駅徒歩1分の有名美大受験予備校。個人の志望校に合わせた指導体制を整えています。芸大、美大受験の合格基準を知り尽くした講師陣があなたを引っ張っていきますので、実力が飛躍的に伸びます。芸大、美大受験のための学科対策は授業+小テスト+模試で完璧。高1高2基礎デッサン力養成コース。デザイン科、油絵科、彫刻科、日本画科、映像・先端芸術科。建築コース、中学生受験コース。美術系高校受験の方、中学生コースがあります。芸大受験、美大受験をされる方で遠隔地で当学院に通えない方は通信教育をご利用ください。          
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合格者の声

過去の合格者の声
2014年度
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度

寺町 美代子
東京 都立東大和南高校 2013年卒

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科合格
武蔵野美術大学 基礎デザイン学科合格

●描き続けること
毎日毎日、石膏デッサンやモチーフ平面、立体構成をして徹底的に基礎力をつけてどんな課題にも答えられる力を付ける、というタチビデザイン科のやり方が私は好きです。
もちろんそれらは芸大の入試対策とも考えて、現役生の時から頑張っていました。しかし現役の時、希望していた学科に落ち、ショックを受け、これからのことを考えたり悩んだりしました。現役で美大生になる道もありましたが、ここで終わりたくない、ちゃんと行きたいところに入りたいと思ったのです。浪人したいと両親を説得するのに骨が折れて、くじけそうになったけれど先生たちにも助けられました。あの時に諦めてしまっていたら今の私はないです。先生たちには本当に感謝しています。
今振り返ってみると、浪人生活はそれほど辛くはなかったです。我慢することも多少なりともあったけれど、絵を描くことがもとから好きなので、出された課題を日々やることはあまり苦痛ではなかったです。もちろん面倒だと思う日も、行きたくない日もあったけれど、とにかく毎日通いました。地味かもしれないけどやっぱりこれが一番大事なことかなあと思います。タチビに行かなければ嫌になることもないけど良くなることもないと思いました。それから、友人たちの存在もとてもありがたかったです。彼らのおかげで毎日笑うことができました。
最初は固い、強引、キチキチ描きすぎとか言われ続けていた私のデッサンが秋頃からか、だんだん自然になってきたね、色が綺麗と言われるようになってきました。自分の悪い癖を直したくて、意識して鉛筆の使い方やこすり方を工夫しました。
立美祭も好きでした。2週間デッサンや平面や講評から離れて自分の好きな絵を一日中描けたからです。日々受験に追われるだけではなく、自分のやりたいことを再確認できるいい機会です。積極的に参加することをオススメします。
秋頃からはホームワークも始まります。本番までに自分の絵を完成させていきます。しかし入試直前になると、上手くいかなくなることも多くなり描いてる途中でこりゃ駄目だなあと心が折れることも多々ありました。その評価が良くない時は不安やら焦りやら諦めさえも感じました。しかし去年の私と違うのは、ここで落ち込まなかったことかもしれません。別にこれは本番ではない、ここでこういう失敗をして、本番は気をつければいいかと気を取り直します。駄目だった作品を他の作品と並べて先生と話したのも良かったです。そこからわかったのは光が綺麗に描ける手のポーズをつくることでした。これが本番のデッサンで常に心に留めていたことです。毎回毎回、良かったところと駄目だったところと反省していくことが、すごく大事だと思いました。タチビの先生たちにはほんとうに沢山お世話になりました。支えてくれた周りの人々、浪人を許してくれた両親には感謝でいっぱいです。

川嶋 明日香
東京 私立拓殖大学第一高校 2013年卒

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科合格
多摩美術大学 グラフィックデザイン学科合格
多摩美術大学 情報デザイン学科合格

●諦めずに、感じたことを丁寧に

現役の時に私は第三志望に合格しましたが、でも、ふと心残りのある自分に気がつきました。大学に進めば楽しい四年間が待っているかもしれない。蹴って浪人したらどうなるかわからないという状況でした。でもここで諦めたら、ここからの人生が妥協で終わると思ったんです。だから私は浪人することに決めました。これでよかったのかなぁと思う日もありました。でも今は、浪人して本当によかったとはっきり言えます。描写力や表現力がついたのはもちろん、それ以上に自分と向き合うことができたのが大きかったです。自分と向き合うという点で私にとってタチビは本当にいい環境だったと思います。立美祭も考えるためにはよい機会でしたが、普段の授業で先生たちが受験の話で留まらずに、クリエイターとしての話をしてくれるというのが大きかったと思います。そしてタチビはアットホームな雰囲気で先生と話がしやすいです。先生と生徒ではなくクリエイターの卵として話をしてくれます。何気ない会話から学ぶことが沢山ありました。 受験で言えることは、諦めずに自分を信じることが大事だと思います。思う通りに描けない作品も、諦めないで完成させようとする過程で色々な事が学べます。私は入試直前のデッサンでは色が上手く作れなかったり、光が綺麗に描けなかったりと、思うように制作できない時がありました。でも完成させるまでの過程で、トーンの整え方を教えてもらったり学ぶことが沢山ありました。そしてそれが入試本番で描いた作品にダイレクトに生きています。諦めたらもうそこから学ぶものはないですが、諦めなかったらそこから学習することができるのです。 現役時代から「絵を描けばいいよ」と先生に言われていて、言葉上ではわかった気になっていました。実際、その意味がわかったのは冬でした。それまで私は、構図がどうとか、メインがどうとか、いわゆる受験のために絵を描いている状態でしたが、もう自分の好きにやろうと思って制作した時にすごくいい作品ができました。漠然と受験的な受かりそうな絵を描くより、自分のやってきたことを信じて、いいと思う絵を描くのがいいと思います。一年間諦めなかった人が、やりきった!といえる作品を試験で作ってくれば、結果はついてくると思いました。 視デはもう感動した人が受かると思います。私はデッサンのモチーフが配られた時に、描きたくてそわそわするくらい感動できました。その時感じたことを丁寧に視デの教授に伝えることを意識して制作しました。平面はモチーフだったのでデッサンの時と同様に感動したことを丁寧に描きました。

江頭 美緑
東京 都立国分寺高校 2013年卒

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科合格

●ゆるやか

受験生活において私が意識したことは「自分がやりたいと思ったことをごまかさない」事です。前年度は独自の雰囲気を崩さずにいたのが良かったという言葉を先生から頂きましが、私は自分のパターンにとらわれすぎているかもしれないと思うことが度々ありそこから抜け出したかったので、夏の始まり頃までは手探りのような状態でした。そうして制作をして講評を受けたり、他の人たちの作品を見ていてぼんやり思い始めたことは「独自の雰囲気」というのは勝手に自分の作品にあらわれているということです(私が言われた「独自の雰囲気」は「自分のパターン」のことであったのかも知れませんし、自分としては色々試しているようでもそのパターンに則したものばかりだったかも知れません。しかし「いつもこの方法でやっているから」とは考えず「こうしたいな」という気持ちを今までより持って製作出来ていたので、いくらか広々とした気分ではありました)。色々と試行錯誤している中でも講評で褒められる点や指摘される点は似通っていて「ムードがよい」とか「色が綺麗だ」と言われることが多々あり、それが個人的にはそれほど意識して作っているものではなかったというのがそう思った理由の一つです。絵が小さくなったり弱くなったりする癖がなかなか直らなかったり、形が取れなかったり、指摘された箇所を直していく必要も勿論ありましたが、絵を強くしても雰囲気は崩れないから恐れないでよいと言われ、むしろそういった講評で言われた事を自分の作品に取り入れていこうとする過程で完成のイメージや作品の見栄えがはっきりしていく感覚がありました。色づかいや光のことを交えながら「雰囲気」という比較的掴みづらく、作品全体にかかわるものについて、この感じでよいと言ってもらえたことは、自分としてはとても励みになり、同時に常に制作について考えるきっかけにもなりました。また石膏デッサンや、モチーフ構成といった基礎的な課題に多く取り組み基礎力をつけていくことができたことは、私大入試の課題においても応用できる力や自信になったと思います。紫色を基調とした色彩構成をよくしていたので「紫使ったら大丈夫だよ」と言ってもらったりすることも嬉しかったです。友人や講師との会話でも緊張が和らぎ、適度に力を抜ける空気の中で取り組み、入試本番でも過度に縮こまることがなく、自分のやりたいように臨むことがことができたことはタチビの大らかな雰囲気が自分の性に合っていたこともあったのだろうなと思っています。
視覚伝達デザインのデッサンでは大きな流れを作って見せ場を絞りました。見え方の優先順位を考えつつ、雑に見える所がないよう丁寧な仕事を心がけ、特に複雑になっている部分は状況がわかりやすく見えるようにしました。色彩構成では何度か手を止めて周りを見渡したりしてクールダウンさせながら始めにモチーフから受けた印象をはずさないよう気をつけました。なるべく冷静に自分の制作物をみるように心がけました。完成のイメージを途中で変えないようにしました。

坂本 千尋
東京 都立東大和南高校 2014年卒

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科現役合格

●強気の目標
私は高校2年生の秋に立美の基礎科に入学した。それまでデッサンすらしたことがなかった私は基礎科で数枚しか作品を完成させられず、上段に上がることもなく落ち込んでいた。私は「デザイン科に入ったら絶対周りには負けない」という目標をもった。デザイン科は基礎科よりも多くの人がいて、制作や講評の時も周りに色々な作品が並びとても刺激的だった。基礎科とはまた違ったことをたくさん学べた。私が一番成長できたのは夏期講習だと思う。夏期講習では昼間部生も一緒に制作するので現役の私達よりも数段技術もデッサン力も高い人達と一緒に制作できるのは自分の力を伸ばすチャンスだ!と思った。でも参考にするだけではいけないと思って「昼間部生にも負けない」という目標を持った。デザイン科に入った当初の目標よりもさらに高いものとなった。講習では上段に上がることも多く、技術だけでなく自信もついて、この夏は有意義な時期となった。
●言葉のくすり
私は体調を崩しやすいので入試直前は万全の状態で試験で力を出し切れないのではないかと不安でいっぱいだった。武蔵美の視デの試験前日に「無理せず自分のやれることを自信を持ってやれ」と先生に言われて不安が和らいだ。そのおかげで当日は万全の状態で試験に臨めた。
●遅すぎることはない
学科はとても大切。私は高3の11月から美大学科を始めたが「遅すぎることはない」と思い、学科試験当日まで諦めずにやった結果、最後の最後でかなり伸びた。立美の学科の先生はとてもわかり易く教えてくれて、質問にも丁寧に答えてくれた。始めるのが遅くても成績が良くなくても学科は諦めずにやった方が良いと思った。
●立美に感謝
立美に通ってから技術もそうだが人間としても成長できた。友人や先生、先輩方はとても優しく良い人ばかりで、周りの人達と支え合ったり競い合ったりした受験生活という時間を立美で過ごせたことは私の中ですごく大きいことだ。立美を卒業しても授業を受けたくなるくらいここでの生活は充実していた。合格できたのは私の力だけではなく、立美の先生はもちろん、母や私を支えてくれたすべての人に感謝したいと思う。
●いつも通りが最大の武器
入試当日、何故か私は落ち着いていた(笑)。きっと何かが吹っ切れたのだろう。変に強気で「3時間制作上等だ!」みたいな(笑)私は時折自分の絵を離して見て、周りの人達のも見て。冷静に落ち着いて自信を持って自身の絵と向き合って制作出来たことが合格した一番の要因だと思う。冷静にいつも通りにと先生からいつも言われていたことが受験が終わって実感できた。試験をやり切った後に今まで私を支えてくれた人達の笑顔と合格という文字が脳裏に浮かんだ。

三澤 南緒
東京 都立昭和高校 2014年卒

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科現役合格

●目標を決めて作る

私は高3の春期講習から立美に通いはじめました。つまり高3になるまで美大受験の準備をしていませんでした。当たり前ですが、最初は全然描けませんでした。上手く描けなくて途中で嫌になって投げ出したくなったり、作品を捨てたくなったりすることもありました。はじめは上手く描けないと、「ま、次がんばればいっかー」という感じで、次回もなんとなく思うままに描いていました。が、ある時先生が言っていた一課題ごとにテーマ(目標)を決める、ということをやってみることにしました。講評で空間が分かりにくいと言われたときは、次の目標を「空間」にしたりして、描いてるときに心がけました。そうすることでただ闇雲に描いていたときより自分の出来ていないところがわかって、次の課題につなげやすくなりました。なので毎回目標を立てるのは大切だと思いました。
私は受験直前期に、デッサンも平面も失敗続きだった時がありました。一昨日もだめで、昨日もだめで、今日もだめ...みたいな感じでいらいらしてました。描き上がったデッサンが満足いくものにならなくて、「このデッサン、講評してもらう意味あるのかなー...自分でだめだったところいくつか分かるし」と思いながらも先生に個別に講評をしてもらおうと聞きに行くと、自分では気がつかなかった問題点を指摘されたりしました。最初は何にも分からず描いてたけど、だんだんと意識するべきことがわかるようになっていました。そんな時期に久しぶりに上段にいけたときはとても嬉しかったです。
視覚伝達デザインの試験当日も、目標を立てました。試験が始まる前の空き時間に、前日言われたことや、よく言われていたことを紙に書き出してまとめていました。
試験のデッサン課題は、今までやったことないような感じの出題でした。「あやつる」とか「特徴を描きなさい」とか、今までの課題で見たことがなかった単語が並んでいて、一瞬「どうしよ」と思いましたが、課題文を何度も読み、大切なところに下線を引いて、課題について冷静に考えられました。いつものように構成を決めるのに時間がかかってしまったけど、「試験だから早く決めなきゃ」とか思わず、いつも通りの描き方を心がけて最後まで焦らずにできたのがよかったです。
あと、私はセンター利用方式で合格しました。学科の点数に救われました。学科はほんとに真剣にやったことが結果につながったんだなと、よくわかりました。

山内 拓弥
東京 私立八王子高校 2013年卒

多摩美術大学 グラフィクデザイン学科合格

●僕を目覚めさせた言葉
講師に言われて心に残った言葉が二つあります。ひとつ目は「平面構成も立体構成もデッサン力が大事」です。平面や立体に苦手意識をもっていた僕には寝耳に水の言葉でした。僕は自分がオシャレな作品を制作する「カンの良さ」がないことを自覚していたので、どうすれば平面や立体が上達するのだろうと日々悶々としていました。しかし、講師のこの一言で救われ、ひたすらデッサン力を上げるっきゃないなと開き直れました。そこから僕は絵が上達するためのノルマを自分に課しました。具体的には、人物の写真模写と手のクロッキーを毎日一枚描くというものです。そして、それをタチビにもって行って、講師に講評してもらっていました。タチビの良さのひとつとして、生徒同士は勿論、先生とも仲が良くて、講評のついでにいろんな相談もしました。毎日やるということは意外と大変で、やめたくなることも多々ありました。そういう時は美術館に行ってみたり、あいつにだけは負けたくないっていうライバルを作ったりしてモチベーションを上げていました。やり続けて半年くらいで、歯磨きみたいに、やらないと逆に気持ち悪いぐらいになり、その頃には自分でもわかるぐらいにデッサンの上達を感じました。それに伴い平面力や立体力も上がったと思います。
二つ目は「講師の言うことを聞いてるようじゃだめ」という講師の言葉です。一見矛盾しているようにも思えるこの言葉は、別に講師を批判したものではありません。この言葉は私大対策の時に講師が言っていたもので、違う言い方をすれば、自分の中に譲れない「何か」を持て、というものです。そしてその「何か」を作品を通して表現し続けていれば、やがてそれがオリジナリティとなり武器となるということでした。つまり、講師に言われてホイホイと意見を変えるのではなく、自分を貫くことが重要だということです。入試が近づくに連れて緊張やストレスで精神的に不安定になっていきます。そこで急に焦って資料を集めまくったり、講師の言うことを全て取り入れようとしたりしても、その場しのぎで上っ面だけのしょっぱい作品になってしまうのだと思います。勿論講師の助言は的確です。しかし、自分のねらいに合うものだけに耳を貸すぐらいの気持ちでもいいのだと思います。そうやって自分の方向性を作っていけたら、入試本番でどんな課題がでても自分の土台にもっていって、楽しんで制作でき、おのずと結果もついてくるのだと思います。
心と表現方法の準備
入試はとても緊張します。僕は本番に強いタイプでもなく、出された課題に柔軟に答えれる器用なタイプでもなかったので、試験でこういう絵を描いて来ようというのを六割ぐらい決めてから臨みました。描きやすくて絵になりやすい手のポーズであったり、いつも練習していた色や構図であったりと様々ですが、そういうもののおかげで、普段通りの実力が出せたのだと思います

森下 香穂
東京 都立八王子桑志高校 2014年卒

多摩美術大学 グラフィックデザイン学科現役合格

●自分を知ること
立美生活があったから、私は多摩グラに合格することができました。なぜなら、立美で私は自分をより詳しく知ることができたからです。作品に大切なことは、自分をアピールすることで、そのためには自分を知らなければなりません。もちろん、立美では多くの技術を学びました。描写力、色による演出、構成のコツ、表現技法。これらは、自分を“アピール”するために欠かせません。しかし、自分をアピールするには、アピールする“自分”を知ることが大事です。立美で自分のことを探究し、理解を深めることができました。特に、里先生による小論の授業がとても役に立ちました。小論では、「出された課題についてかくのではなく、自分についてかくのだ」と教えられました。これは小論も実技も同じです。
自分をアピールするとは、「私の作品、ここが素敵でしょ!」と訴えることです。自分を知るとは、自分がどんなものが好きで、デザインを通して何がしたいのかを問い詰めることです。そしてこのことが作品作りそのものだと思います。
自分の好きなものや立美祭で制作したものを振り返り、それらに共通して自分にとって大事な点を考えました。そして、私はデザインを通して、人、特に子供をわくわくさせたいのだと気づきました。夜間部の授業では作家調べをして、私は特にエリック・カールの絵が好きになりました。好きな絵を集め、それらに共通して私が魅力を感じる点を考えました。そして、私はカラフルで色にはりのある作品が好きだと気づきました。見る人をわくわくさせる絵、カラフルで「色のはりが素敵でしょ!」とアピールする絵を描く、それが私にとって、金子先生の言う「自分の世界を表現する」でした。もちろんこれは、自分が何をしたいのかという問いの完璧な答えではありません。でも現時点での答えを出せたことが、立美で私が得た最も大きな資産でした。入試直前、多摩グラ対策「FACE」の課題で、自分の世界をできる限り表現した絵を制作しました。その講評で、平端先生に「背景が光って見える」と言われ、これだ!と思いました。明日は自分を100%アピールして、背景を光らせるぞ!と決めました。
私はずっと芸大対策を取っていたので多摩グラの試験では対策不足なのではと心配していました。しかし試験会場で他人の絵を見て自分は劣ってないとわかって安心しました。平面では、課題が何でも、カラフルな絵で色のはりをアピールすると決めていました。モチーフがチューリップだったので、シルエットの細部にこだわりました。制作中は常に「色のはりが素敵でしょ!」と頭の中でつぶやいていました。そして、“背景が光って見える”を完成目標にしていました。
立美生活は自分を知ること、すなわち、作品の個性づくりです。なぜなら、私にとって入試で絵を描くことは、立美で1年かけて知った“自分”を最大限アピールすることだったからです。立美で自分をより詳しく知れたことが、合格につながったのだと思います。

栗原 明日香
東京 都立立川国際高校 2014年卒

多摩美術大学 グラフィックデザイン学科現役合格

●みんなのおかげ
タチビに入ったときから、「絶対に休んでたまるもんか!」と思っていました。休まず通ったことが試験で自信につながるはず、そしてもし不合格になっても「ちゃんと休まず通っていたら…」と後悔しないようにしよう、と考えていたからです。それでも面倒くさくて行きたくない日もたまにありましたが、授業が終わった後に友達と喋るのが大好きだったので、その時間を楽しみにタチビに通っていました。
私にとって一番大変だったのは、私大対策で制作する手のデッサンです。「色幅」と「面の変わり目」は、石膏デッサンで先生に散々言われ続けた私の弱点でした。そこにさらに苦手としていた「構成」が加わった私大対策のデッサンは、私にとって最大の敵でした。おまけに自分の手が大嫌いな私は、入試直前になると「手じゃなく想定の石膏像ならいいのに」と訳の分からないことを言い出したり…。どうにかして描けるようにならないと、と焦ったところで上手くはならず、私大対策のデッサンはほとんど上段にいかないままでした。それとは対照的に、平面構成はとても楽しく描くことができて、上段にいく回数もデッサンより圧倒的に多かったです。試験前日の夜にぼんやりと「何で平面とデッサンでこんなに差が出るんだろう」と考えていると、先生が何回も言っていた「やりたいことをやりきればいい」という言葉を思い出しました。そこで自分の作品を振り返ってみると、平面ではやりたいことをやれているのに対して、デッサンでは課題に応えるのが精一杯で自分らしさがなく、これといって気に入っている作品もありませんでした。焦っていたときの私は先生の言ったことを理解できた気になっていただけで、本当に理解できたのはそのときだと思います。試験当日のデッサンは構成など反省すべき点もありますが、先生の言ったことを思い出し、やりきることができたのでとても気に入っています。
合格発表前は不安で仕方がありませんでしたが、友達や先生が優しく支えてくれたおかげで、落ち着いて毎日制作することができました。発表の日、受かったと報告したときは講師や生徒みんなが拍手してくれて、「タチビって本当に温かいなあ」と改めて思いました。自分の家よりもアットホームです(笑)
●自分を知ること
試験当日は不思議と緊張しませんでした。それどころか、まわりが現役生ばかりだったので「浪人生だと思われたい!」と堂々としてみたり、「どんな問題が出るんだろう」とワクワクしたり、かなりの余裕がありました。試験中は課題違反をしないように課題文をこまめに読むことと、やりきること。その2つを強く意識して、あとはいつもタチビでやっているのと同じようにのびのびと描くことができました。

早川 夏央
東京 私立日本大学第三高校 2014年卒

多摩美術大学 グラフィックデザイン学科現役合格

●タチビでの生活
高校1年生の春、基礎科に入学したときから私のタチビでの生活が始まりました。学校での生活態度はあまり良いとは言えなかったけど、タチビでは真面目に制作していたと思っています。自分の好きなことだからこれだけは真面目に取り組もうと思っていました。私は、途中で失敗しても、その作品を最後まで良くするようにと粘ること、学科が出来ないからといって実技をおろそかにはしないことだけは心に決めていました。おかげで多摩グラの試験での平面は最初崩れてしまったけれど、なんとかもち直せたし、実技もやれるだけやれたので、よかったと思います。私にとってタチビでの制作は本当に楽しかったし有難かったです。それでも辛い時は沢山あって、それが積もってしまったのか体調を崩してしまい、夏頃にしばらくタチビを休んでしまいました。あの時は焦りと、体が思い通りに行かない不安で仕方なく、本当に辛い思いをしました。でもあの期間があったおかげで、それ以降の制作は以前よりも力が入りました。私はデッサンも平面も立体も上手くないし、技術はまだ全くありません。自分のいいなと思う表現を見つけられたのは、金子先生の存在が大きかったです。毎度の講評での上下段分けの際、私の作品が上段に上がるときは、金子先生が他の先生に「これもいいんじゃない?」と推してくれていることが多いことに気がつきました。「この先生がよく推してくれるということは、この先生が持っている良い作品の像に、私も共感できるのかもしれない。」それから私は金子先生の言葉を注意深く聞くようにしてみました。そこで気付いたことは、光を使った表現が自分は好きだということです。金子先生は講評中に何度も「光」という言葉を使います。言葉では分かっていたはずなのに、それまでの私の思う光の大切さは、今よりかなり漠然としたものでした。先生の言葉を聞いて自分の絵や上手い人の絵を見て何度も確認したことで、やっと前よりは確かになったと思います。講師の存在によって私のなかに出来たいくつかの意識、そして両親の並ではない協力で乗りきった、私にとって一生の思い出になる受験でした。
●多摩グラ試験日
会場では緊張もせず、落ち着いていつも通りやろうと思っていました。「光をきれいにする・構図を大きくする・やりたいことをわかりやすくする」と、鉛筆ケースの裏側に書いていきました。「想定の写真」という課題は、自分の好きな構成がやりやすいモチーフだと思いました。やりたかった影を使った演出を自分で噛み砕いて描きました。平面でも、以前から1番自信のあった色で、これも描きたいように描きました。平面に少し悔いが残るけど楽しい試験でした。

前濱 慧
東京 都立石神井高校 2013年卒

多摩美術大学 生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻合格
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科合格

●立美での一年
私は浪人するときに、心がけたことがあります。それは、当たり前のことかもしれませんが、"立美に毎日行く"でした。この一年基本的には毎日通いました。センター試験の前日でも、立美に行き、課題を取り組みました。センター前日には私が描くときにいちばん大切にしている"色"のことがわかるキッカケになり、私大の平面構成においても自分の武器になりました。現役のころから色には興味があったのですが、どうやったら色で絵を豊かにできるか、どうやったらキレイな色づかいの絵になるのかわかりませんでした。しかし、このセンター前日での平面構成の講評で、先生の"色相をふる"という言葉といっしょに参考作品を見せてもらって、あぁ!こういうことか!と、分かった気がしました。これをキッカケに色相をふることを自分の武器にしていくことができました。しかし、立美に毎日通ってただ単に課題数をこなせば良いというというわけではありません。立美での課題一つ一つに目標をもって丁寧にこなすことで、自分のスタイルを発見するチャンスが増えます。そして立美には立美祭があります。立美祭では自分の作りたいものを自由に製作できます。言い換えれば、自分で課題を決められることができます。苦手なことにあえて取り組む期間にしてもいいし、得意なことをとことん突き詰める期間にすることもできます。立美祭こそ目標をもって取り組めれば、自分のスタイルを見つける大きなチャンスになります。立美祭の制作期間では受験の絵を描くことはしないので、ちょっと焦る人もいるかもしれません。しかし、デザインの視野を広げるのにはとてもいい機会になります。これは、受験はもちろんですが、受験のその先にも役にたつことだと思います。立美祭だけではなく立美では、最終目標の芸大に向けて描写や構成の基本の対策を中心に学びます。私は第一志望は私大だったのですが、一年間の大半は芸大対策を中心にやっていました。結果的にそのことが視野を広めてくれて自分のスタイルを見つける近道になりました。結局は私大も芸大も求められることが同じなんだと気がつきました。私大コースで私大の課題だけやるのではなく、立美では総合的にデザインを学び、直前期でそれぞれの対策をやっていくので私大の課題にもとても答えやすくなって よかったです。立美の良いところは、受験だけに留まらずその先のことも考え指導をしてくれるところです。立美で学んだことは、きっと将来役にたつと思っています。立美で浪人して学べてほんとによかったです。

石川 吉雄
東京 都立立川高校 2014年卒

多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻現役合格
多摩美術大学 環境デザイン学科現役合格
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科現役合格

●タチビでの一年間
私はタチビのデザイン・工芸科の夜間部に一年間在籍していました。私が一番意識していたことは受験勉強だけに固執しないことです。もちろん理由があります。高校受験の時は勉強以外のものを禁止にし朝から晩まで勉強をしました。しかし、三年たった今そうして覚えたことはほとんど忘れてしまっていますし、何よりも勉強が大嫌いになりました。
私はタチビで送る一年間の受験生活をただ合格するための一年ではなく、合格してからも価値のある一年にしたいと思いました。タチビは予備校という雰囲気ではなくアットホームでゆったりとした雰囲気で自分が受験生であることを忘れて制作することができました。もちろん指導がゆるいということではなく、しまるべきところはしまっていて授業と授業以外のメリハリはついていたと思います。タチビの授業の内容はずっと基本の内容で最初は疑問や不安もありました。しかし、基本の内容を疎かにして合格したとしてもそれは自分の実力にはなっていないと思うし、その先には繋がって行かないと今では思うようになりました。
友人に恵まれたことも価値のあることだったと思います。今まで通っていた絵画教室では人数が少ないこともあり同学年の相手と競い合うことはなかったので、切磋琢磨することのできる同級生がいることは非常に良い経験になりました。休憩中にはデザインのことからくだらないことまで友達と話せたことは受験生活の支えになりました。受験生のあいだの私は余暇にはとにかく遊ぶようにしていました。心に余裕がないのに良い作品が作れるわけがないと思っていたし、一人での旅行や動物園、美術館、映画に行くことを毎週のようにしていました。他の受験生が経験していないことをすれば絶対に受験に役立つと思って積極的に遊びに行くようにしていましたが、行った先でデザインを意識して見ることができるようになったのはタチビのおかげです。動物園に行った次の日に「動物」をテーマにする課題が出たりしました。しかし直前期に入ると休みがなく、毎週どこかしらに遊びに行っていた私には非常に辛い時期でした。もちろん受験生である以上必要な時期でしたし、最後の追い込みなしに受かったとは到底思えませんが、それでも何度もつらくて行きたくないと考えました。最後までタチビに行くことができたのは友達や講師の方々のおかげであると思います。タチビの良さを一言で言うと受験生活を苦に感じさせないアットホームな雰囲気です。
●多摩美プロダクト
試験時間が5時間あるので当日はとにかく焦らないこと、しっかりとエスキースを練ることを目標としました。平面の課題に「風」が出た時にいける!と思いました。以前やった「風」をテーマにした平面を思い出しつつエスキースを練りました。プロダクトらしくない作品が出来上がりましたが、求められたことにこたえる作品になったという自信はありました。

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