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4月20日「黄色い花」3h/6h制作

モチーフ:黄色い花3種類(山吹、白菜の菜の花、梅の花)、壺

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作者Aさん

3時間制作

デッサン

 

☆講師アドバイス☆

台の影、壺の影、葉っぱの色の濃さなど、全体のコントラストがはっきりしているため、全体的にとても見やすい作品です。鉛筆での色の濃さをはっきり出すその感覚と同じように、鉛筆で植物や壺の質感、光と影、手前と奥などといった、違いや関係性を描き分け描き分けていくことで、よりいっそう画面が見やすくなります。

 

作者Tさん

3時間制作

デッサン

☆講師アドバイス☆

やわらかいタッチで、春の爽やかな感じが伝わってきます。草花が沢山あってややこしいモチーフでしたが、それを上手い具合に単純化して描き上げているので、手数の多さと単純化できる能力を今後も強みとして持ちつつ、影の暗い部分をしっかりと描いてあげたり、濃さの幅を広げてみるともっと立体的になるでしょう。

 

作者Sさん

3時間制作

デッサン

☆講師アドバイス☆

時間の計算をした上で、壺と白い布を描くというテーマで描き上げました。日本画画材の胡粉を使い、白い布と壺のハイライトを表現しました。練り消しや白い絵の具での表現は、描きっぱなしにせずに、消したり塗ったりした輪郭を、さらに鉛筆や筆で調整してあげることで、モチーフもよりリアルになります。

作者Gさん

6時間制作

デッサン ☆講師アドバイス☆

春らしいカラフルな色合いで、いつもと違う絵の雰囲気に表現の幅を感じます。壺の感じや台の描写など、少しずつの上達も垣間みれます。遠くから絵の全体を見た時、葉っぱと枝の間など所々の隙間が気になるため、そのようなキワの処理こそ神経込めてしてあげることで、画面に充実感が生まれます。筆が使いにくい時は、道具から見直してみるのもひとつの手です。

作者Kさん

6時間制作

デッサン ☆講師アドバイス☆

モチーフ全体の色に気を配り、配色に工夫が感じられます。時間の使い方も慣れてきていると思うので、鉛筆デッサンの時間はそのままに、もう少しの精度を上げてから着彩に入ると、ぼやっとした印象も見やすくなります。鉛筆の筆圧を強めたり、花の細かい描写は必ず芯の尖った鉛筆を使ったり、メインの着彩には水分の割合を減らしたり、少しの工夫を繰り返しながら枚数を重ねていきたいですね。

作者Gさん

3時間制作

デッサン

 

☆講師アドバイス☆

短い時間で手を動かすスピードも速く、迷いのない描き方が良いです。スピードはそのままに、モチーフとデッサンを見比べる回数を増やし、線の一本一本が完成に近づくという意識でやるのが理想的です。また壺の形体に対するこだわりを、壺と植物の比率などにも活かし、その上で構図が決まるとぐんぐんと手が進みやすくなります。