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ギャラリー

4月27日「赤い花」3h/6h制作

 モチーフ:赤い花、レモン、ガラス器

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講師によるデモンストレーション

限られた色の中で、まずは黄色で影を全体的につけていき、メインとなる花を早めの段階で描写します。花には固有色以外に、中心には濃い青で奥行きを表現し、先端の花びらには赤い絵の具でアクセントをつけることで花の立体感が生まれます。白い布やいろんなものが反射して見えるガラス器には様々な配色で色彩豊かに、色遊びを楽しんだ作品が出来上がりました。

1着彩
2着彩
3着彩
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5着彩
6着彩


作者Aさん

3時間制作

デッサン

 

☆講師アドバイス☆

画面の隅々に手が行き渡り完成度が高く、色の幅も充実しています。全体的に鉛筆跡を擦ってしまうことで、植物やレモン、ガラス器の質感が似てしまいがちになるので、鉛筆の種類を変えてみたり、鉛筆の芯を尖らせカリっと描いてみたり、大きく鉛筆を動かしたり小さく動かしたり、描き方の引き出しを増やせば自ずと質感を描き分けられるようになります。。

 

作者Tさん

3時間制作

デッサン

☆講師アドバイス☆

花びらやガラス器の口の部分、葉っぱの形、台の白い布など、モチーフをよく観察し繊細な描写が好印象です。作品を仕上げる中で、ある程度全体の印象を描いたらすぐに、モチーフの中で一番濃い部分を鉛筆の筆圧込めて描写しておくと、その一番濃い色が基準となり、中間色の色ものせやすくなり、画面にメリハリが生まれます。

 

作者Sさん

3時間制作

デッサン

☆講師アドバイス☆

ほぼ全体のモチーフに色がのせられ、華やかな絵になりました。ここからさらに、台を綺麗な直線で描く、レモンとガラス器の影を別の色で描いてみる、ガラス器の中も、色んな色を混ぜたグレーで塗ってみるなど、ほんの一手間加える作業を繰り返しやっていくと、画面がより密度を増し、上達への近道となります。

作者Yさん

6時間制作

デッサン ☆講師アドバイス☆

最初にまずレモンとガラス器の影を描き、台が完成し良い描き出しでした。花びらに白い絵の具をつけてアクセントをつけているのも好印象です。手前のものと奥のものの関係についても意識があるので、手前のレモン、ガラス器、奥のレモンの関係についてもう少し差をつけられると、より台が台らしくなります。

作者Kさん

6時間制作

デッサン ☆講師アドバイス☆

今回は台全体を構図に収めているので、モチーフの影だけでなく台全体の陰影を描写すると、台の奥にも空間の広がりが見えるようになります。あとは、時間の中で少しでも多く手数を増やしてあげるようにすると、メインの花も奥の花ももっと精密になり、花にも画面全体にももっと色んな配色ができ、ガラス器にも色がのり、もっと充実します。そのためには、影の描き方やガラス器など工業製品の形の合わせ方など、時短で描けるようどんどんモチーフのパターンに慣れていくといいです。

体験者さん

3時間制作

デッサン

 

☆講師アドバイス☆

モチーフの形もしっかりととれ、構図もデザイン的で斬新な絵です。輪郭線が強いのも面白い部分ですが、デッサンとなると中身の充実感を増やしてほしいところです。色塗りの感覚でモチーフを白黒写真にした時を想像し、鉛筆で固有色をつけてあげるだけで、デッサンらしくなります。