生徒作品トップ
ギャラリー
 

5月25日「濃淡を描く」3h/6h制作

モチーフ:竹炭、白い折り鶴

image
 

深みのある竹炭と黒と、繊細な紙の白のコントラストがとても美しいです。竹炭は、木炭デッサンに負けないぐらい、思い切り濃くしてみましょう、白の折り鶴は、白の中の細かい表情を読み取り、丁寧に描写してあげましょう。
黒と白の差がはっきり出ると、それだけで画面に力強さが出ます。

着彩にうつると、また面白いです。
黒の中にある色、白の中にある色をよーく観察してみましょう。
一見無機質な色の中に、果たして何色、色を見つけられるでしょうか♪

 

 

講師によるデモンストレーション

着彩

真っ黒い竹炭の質感を出すため、着彩にメリハリをつけています。折り鶴も、純白さを際立たせるため、背景に色をつけより白の美しさが目立つようになりました。竹炭の重なり合いも、重なっている部分のコントラストを強調し、竹炭がはっきりと見えます。モノクロの中にも光の反射でたくさんの色の要素を感じます。

 

 


作者Aさん

3時間制作

デッサン

☆講師アドバイス☆

炭のしっとりとした質感がでています。折り鶴とのコントラストも美しいです。もともと濃く塗るのが得意だという印象を受けるので、竹炭ももっと思いっきり濃くしてみるとまた絵にメリハリが生まれます。全体的にこすり調子なところを気をつけて、最終的には鉛筆を尖らせディテールを精密描写してあげると、かなりカッコよくきまります。構図も横構図にするか、あるいは縦のままであれば、台座を描くなどすれば安定感が出ます。

 

作者Yさん

6時間制作

デッサン

☆講師アドバイス☆

竹炭の、ただ黒いばかりではない様々な色をのせているところに、竹炭の息吹を感じます。絵の具の水分量を調整したり、白い色でハイライトをつけると竹炭のつや感が出てきます。またデッサンの段階で、黒にもう少し思い切り色をのせられると、着彩でも思い切りのよい仕事ができます。デッサンがおざなりになると、着彩もデッサン以上の仕事ができなくなります。それでも精度が上がって全体にも色がのっているので、絵を描き切っている印象をうけて大変良いです。

作者Sさん

6時間制作

デッサン

☆講師アドバイス☆

(只今コメント準備中です。もう少々お待ちください)