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6月15日「ワールドカップ」3h/6h制作

モチーフ:サッカーボール、ユニフォーム

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このモチーフをきっかけに、生徒の方には是非球体デッサンをマスターしてほしいという思いで臨みましたが、実際デッサンをしたら、画面の中で広範囲に及ぶユニフォームの色がかなり暗いので、鉛筆でひたすら黒く塗る作業が大変に感じたと思います。
球体デッサンも、コツを覚え立体的な描写ができたのではないでしょうか。

 

 

 

講師によるデモンストレーション

正面から見上げる構図での作品です。壁の描写も施すことで、空間が生まれます。今回はいつもと違い台だけでなくハンガーを伝い壁にも接しているため、壁の描写をしないと、ユニフォームが宙に浮いて見えてきてしまうかもしれません。モチーフの物体だけでなく、その回りを取り囲む空間全体を描くという意識をもつと、壁を描くべきかどうかの判断がしやすくなります。

作品 作品 作品
作品 作品

 


作者Yさん

6時間制作

デッサン

☆講師アドバイス☆


今回はいつもと気分を変えてデッサンのみの作品を仕上げました。ユニフォームにしっかりと色をのせ、ユニフォームとボールのロゴをしっかり描くことで立派な完成作品として出来上がりました。鉛筆で黒に近い色を描くこと、それもかなり広い範囲となると相当時間と気力が必要になるため、良い経験になったのではないでしょうか。ボールも立体感を意識した描写でリアルな雰囲気を感じます。今回のことを活かし、水彩でも色を厚塗りしてみたり立体的な筆の動かし方などを研究してみましょう。

 

作者Aさん

3時間制作

デッサン

☆講師アドバイス☆

3時間という短い時間で、ここまでユニフォームのトーンを暗くするのはかなり大変だったかと思いますが、色を暗くすることでしっかりとユニフォームの存在感が出ていて完成度が高いです。また光と影の描写も、色の幅をもたせることでとてもわかりやすくて好印象です。ユニフォームが壁にかかっていることや台の上でたるんでいる様子を表現するには、台の描写+壁の描写をもう少し加えてあげるとより空間が出やすくなります。

体験者さん

3時間制作

デッサン ☆講師アドバイス☆

根気強く、鉛筆の塗り重ねをし、ボールとのコントラストにも気を使いながら描写したおかげで、存在感がしっかりと出ています。ハンガーや台の描写が途中ではありますが、ボールとユニフォームの雰囲気が出せているので、続きが気になる作品です。描き慣れている印象があるので、枚数をひたすら重ねていけば、既にあるデッサン知識だけではなく、自分の描き方を見いだせるセンスがあると感じます。