☆講師アドバイス☆
前回のユニフォームの描写を活かして、鉛筆で背景を思い切り黒で潰しました。画面のトーンを落とす作業は、つい遠慮がちになってしまい、なかなか難しい作業ですが、背景やカボチャの皮など、躊躇無く色を乗せてあげている姿勢が大変好印象です。またキワの部分まで丁寧に塗れていてさらに良いです。背景が黒なら、ガラス器の中にも黒が映り込むことを計算に入れてあげましょう。台とカボチャが少しくっついて見えるので、カボチャが台に接している所はどこか、よく観察するといいでしょう。台の白い布も、台の平らさよりも布のシワが先行して見えてくるので、まずは台が平らであることをしっかりと描写した上で、表面的な布のシワを表してあげましょう。1に立体的な形、2に表面の模様や現象という順番を意識してみましょう。 |