ENGLISH JAPANESE 美大学科を始められる方へ

美大学科とは

美大受験予備校として全国ではじめて学科の授業を導入した立美は、長年の美大入試研究と豊富な指導経験によって確立された美大直結の学科システムに定評があります。 美大入試の合否はほとんどの大学が実技と学科の合計点で決まります。入試という関門に対峙し通過するために学科を安定させる。学科ができると気持ちに余裕が生まれ、相乗効果で実技も伸びる。これは、タチビの豊富な指導経験に裏付けされた事実でもあります。 合格へ導くタチビ独自の学科システムを、みなさんも実際に体験し、早めに確実な勉強体制を整えましょう。

美術に学科がいるの?

多摩美をはじめ、武蔵美芸術文化、映像、基礎デザイン、東京芸大先端では小論文の試験が課されます。 受験生の創造的な思考力を重視する美大の小論文試験では、単にその場の思いつきで書かれたような文章は評価されません。前期においては、論文作成・添削講評を繰り返しながら、主に多摩美の学科試験で出題される小論文で得点を得るために必要な解題力・構想力・表現力を養います。後期においては、論文作成・添削講評を繰り返しながらも、ここが単に授業の場であるというよりは、知的生産の場、知的対話の場となっていくことを目標としています。論文作成で培われる解題力・構想力は実技試験においても出題者の意図を深く読み取り、柔軟に、かつ鋭い切り口で課題に対応する力として役立ちます。

美大学科で使う道具

美大学科で使う道具

  • 筆記用具
  • 教材プリントは受講生へ予め配布します

どんな授業をやるのか

美大合格のために何を、どこまで勉強すればよいのか」 学科の授業では基礎を固め、入試へ向けた効率的な学習方法が提示されます。英語の講義は「文法」「英作文」「読解」から成り立っており、それぞれ確認テストを取り入れ各自の習得度をはかりながら丁寧に授業は進行していきます。国語は厳選された文章の精読に加え、頻出の漢字や語句など知識問題も扱い、総合的な読解能力を高めていきます。結果相当量の美大入試レベルの問題を解くことになり、美大合格に必要な知識の習得とともに、確実に得点するための解答技術が養われます。

よくあるご質問

美大受験に必要な学科は何ですか。
基本的に英語と国語になります。
美大英語はどんな内容ですか。
中学レベルの英語の基礎を固めていく基礎英語講座と合格に必要な知識と実践演習を行う美大英語研究講座がセットになっています。特に、美大英語研究講座では、10年以上の歳月をかけて研究し作成した美大英語(武蔵美・多摩美・女子美術大学等)のみに特化したオリジナルテキスト及びプリントを用います。その内容は、美大合格に必要な最小限のことのみに絞り込んだ他に類を見ない良質なものです。通常の受験生が習得すべき英語内容を長年の研究により、5分の1以下にして、美大受験生の負担を減らし、少ない時間で合格できるように工夫されています。また、量を減らすと不安があるかも知れませんが、5分の1以下に減らしたにも関わらず、毎年の的中率は驚異的で、前人未到の領域に達しています。「最小投資の最大効率」をまさに実現化している講座で、美大英語講座日本一を自負しています。また演習にも力を入れています。過去問をベースにした予想問題が付随する実践演習です。この実践演習も毎年何問もの的中問題を出しています。
美大国語の内容は何ですか。
美大合格に必要な力を総合的に扱います。厳選された文章の精読に加え、頻出の漢字や語句など知識問題も扱い、総合的な読解能力を高めていきます。結果相当量の美大入試レベルの問題を解くことになり、美大合格に必要な知識の習得とともに、確実に得点するための解答技術が養われます。
学科の対策講座を受ける意味はありますか。自分でも勉強できますか。
確かに自分でも勉強はできます。しかし、上記Q2の答えでも示したように、この講座、特に美大英語研究講座においては、合格に必要なものだけを指導します。一方、自分で勉強している場合は、何がよく出題されて、何が出題されないのかの切り分けができないため、一般的に必要とされている勉強の全てをやる必要があります。そのため、膨大な時間を必要とし、時には、かなりの時間のロスにつながることがあります。たとえば、一般的な大学ではよく出題されるものが、美大英語では、ほとんど出題されないということもありますし、一方で、一般的な大学では、ほとんど聞かれないようなことが、繰り返し出題されていることもあります。この点を知ることは、絶大な意義があります。すなわち、出題されないものに力を入れれば、時間のロスになり、出題されることに着眼できなければ、合格から遠ざかります。重要なのは、受験日までの限られた時間の中で、いかに効率よく学科を勉強し、時間の節約をすることです。そのようにして、節約をした時間をどうするのか・・・もちろん、実技の勉強時間(作品活動)に使えばよいのです。このように実技のことまで配慮して講座を展開しているのは、おそらく立川美術学院の学科講座だけでしょう。
私は、実技に自信があります。実技で高得点を取れば、学科はできなくても合格できるという話を聞いたことがあるのですが、どうですか。
学科をおろそかにして希望する大学に合格したという話は聞いたことがありません。大学によっては、学科に足切り点(英語・国語のどちらかひとつでも一定の点数に達していない場合は、実技がどんなにできていても、たとえば満点でも、不合格とすること)を設けているところもあります。また、実技も大切ですが、学科の得意な受験生の合格率は圧倒的に高くなっています。確実に合格を勝ち取るためには、学科をしっかりと勉強することです。特に、人気の学部(倍率が4倍を超えるようなところ)を希望している場合は、学科講座の受講は必須であると言えるでしょう。