合格者の声
星野 佑太さん
《日本画科》
- 東京藝術大学 日本画専攻 合格
合格者の声
この度、私は東京藝術大学日本画科に進学することになりました。思えば、中学三年の夏期講習会から始まり随分長いことお世話になった気がします。日本画主任の才木先生に日本画科を勧められた(半ば強引に)のがきっかけでここまで来たと思うと感謝の気持ちは尽きません。 タチビ日本画科の環境はアットホームだけど放任的で個人的にはとても居心地よく、先生方は優しく、時に厳しく指導してくれました。五階のトイレの電気がつかない事と、六階が雨漏りしてる事と、デザイン科が一階の共有スペースを占領する事を除けばとてもいい環境で描けたと思います。高校三年の夏くらいまでは予備校をサボりがちでそのせいで浪人したのですが、浪人生活は苦ではなく、なんだかんだ病まずに続けられました。 これから受験をする皆様に伝えたい事があるとすればそれは、心と身体の両方の健康の維持です。というのも、試験を受けてみて、技術面はさる事ながら、精神面の強さがとても重要だと感じたからです。一次試験の始めから二次試験の終わりまで、中の二日間の休みを入れた計6日間、途轍もない緊張状態が続きます。私は今年初めて一次試験を通過し二次試験を受けれたのですが、前日の夜は中々寝つけませんでした。一番緊張したのは当日の朝で、家に帰りたくてしょうがなかったです。しかし試験が始まる直前、先生に言われた言葉を思い出しました。「いつも通りにやるだけ。」心の中でその言葉を唱え、気を落ち着かせました。するといつの間にか緊張はなくなり、楽しんで描く事ができました。後にそれが合格できた要因の一つなのかなと思いました。私は藝大しか受験していませんが私大の試験にも通ずる事だと思います。 大切なのは自分の絵を描くこと、そのための心の健康であり、心の健康は身体の健康から、また逆も然りだと思います。運動して好きなことをして絵の鍛錬を積んでいってください。ここで学び、身につけたことは決してあなたを裏切りません。
峯尾 彰太朗さん
《日本画科》
- 多摩美術大学 日本画専攻 合格
- 武蔵野美術大学 日本画学科 合格
合格者の声
私は普通大学の系列高校に通っていたこともあり、エスカレーター式に普通大学に入学しました。しかし、美大への進学を諦めきれず、大学2年生の冬に美大受験を決め、3年生の5月にタチビに入学しました。 まず、面談などを通じて、志望校をタマムサ藝大の日本画と決め、初年度は日本画基礎コースを選びました。この時点で、受験する年度を大学4年生の冬に設定し、4年生の春学期までには卒業単位を取り切ってそれ以降は受験に専念できるよう計画を立てました。 1年目、大学3年生当時は新型コロナの影響により大学の授業がほとんどオンラインになっており、空きコマを利用して家からタチビに通学していました。大学のテスト期間中や授業が忙しい期間などには長期間休んでしまうこともありましたが、通学できる日程や時間などかなり融通を利かせていただきとても助かりました。この年度は受験の雰囲気を知るために藝大のみ受験しましたが1次落ちでした。 2年目、大学4年生では日本画の夜間部コースを選びました。当初の計画通り、夜間部に通いつつ、春学期までには大学の卒業単位を全て取り切りました。秋学期以降は大学にほとんど通学せず、昼間部と一緒に制作するなど、前年度に比べ、制作時間が圧倒的に増えました。このおかげで成長スピードが上がっているのを実感するとともに、自分に足りないものを痛感させられる機会も増えました。12月までは藝大対策をメインに制作し、1月以降は私大対策1本に切り替えました。これまでほとんど私大対策をしてこなかったので不安もありましたが、藝大対策で培ったペース配分やデッサン力、透明水彩の扱いなどとても役に立ったと感じました。また、夏頃から集めていた私大対策に使えそうな参考作品などの画像も大いに役立ちました。また、秋学期以降、学科の勉強にも力を入れ始めました。私大受験では点数配分の4割を学科が占める上、近年問題も難化していることもあり、学科に力を入れて損はなかったと思います。 受験本番ではこれまでの私大対策と同じ感覚で制作できました。たくさんの受験生が同じモチーフ、問題を提示される中、どうやって他の受験生と差別化するか考えるのが楽しかったです。私大の実技は注意されない限り何をしても自由という話を聞いていたので、金属箔やスパッタリングの使用、想定のモチーフの描き込みなど自分が好きなものを詰め込んだ作品が制作できたと思います。結果として、藝大は1次落ちでしたが、多摩美、武蔵美に一般合格することができました。 受験を終えてみて、自分のようにイレギュラーな時間、日程で通学する人間を受け入れてくれたタチビとそんな中で細やかな指導をしてくださった先生方には感謝しかありません。水張りや鉛筆の削り方も知らなかった自分が2年間でここまで来れたのはひとえに先生方のおかげです。ずっと美大に憧れていた自分にとって、この受験期間は本当に人生で1番楽しい日々でした。大学でも作品制作や研究に全力で向き合っていきたいと思います。2年間本当にありがとうございました。
小俣 柚花さん
《美術系大学受験コース》
- 東京学芸大学 A類美術コース 合格
合格者の声
私は全くデッサンの仕方や道具について知らない状態で立美に通うようになりましたが、1から細かく教えてもらえました。また、様々なモチーフを描くことができ、自分の苦手や得意を見つけることができました。 美大受験ではなかったけど1つずつ丁寧に教えてくれて、技術は確実に伸びたと思っています。 先生方とも気軽に話すことができ、緊張することなく楽しんで描き続けることができました。
飯田 万柚子さん
《中学生コース》
- 都立総合芸術高校 合格
合格者の声
初めて立美に来たのは中1の頃の冬期講習でした。鉛筆の削り方から丁寧に先生が教えてくださり、とても安心感がありました。受験美術を始めたのは中2からです。はじめの頃は時間内に描ききることができず、着彩も的確な色と濃度を作ることができませんでした。描ききれなかった時は諦めてしまうことが多かったです。そんな時先生が「この白い画用紙はただの紙ではなくて、どこまでも奥行きのある空間だ。”紙に絵を描く”のではなく、”物が置かれてる状況を説明する”ことがデッサンだ。」と教えてくださいました。この時今までの絵に対する考え方や見方が大きく変わり、視野が広がりました。また、受験美術を仕事をこなす作業ではなく、自分の好きなものとして考えられるようになりました。 中3になると学習塾にも通い始め、本番が近づいてきた頃は学校を休んで午前に立美、午後に塾へ行っていました。推薦入試に向けてデッサンに集中していたので、都立の過去問にはギリギリまで手をつけていませんでした。過去問はできるだけ早く取り組み、勉強も安心できるようにしておくことが大事だと思いました。 勉強と絵を両立するなかでも絶対にしていたことは、参考作品を見ることと、他人の作品と自分の絵を比較して批評することです。参考作品は、特に日本画のものをたくさん見ました。鉛筆や筆の筆致、練りゴムの使い方などを考察したり先生に質問したりして、自分もできないか研究しました。また、批評することで客観的に自分を見ることができるようになり、他人の良いところを参考にしていました。 一般入試直前は、絵に関して心配はありませんでした。本番も自分が思っていたよりとても落ち着いて描くことができ、楽しんで描けました。約2年間立美に通って得たことは、・視野を広げること・自分の絵を愛すること・楽しんで絵を描くことです。技術だけでなく自分自身が成長できたと思います。改めて本当にありがとうございました。
O.Rさん
東京・私立杉並学院高等学校
- 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 合格
- 武蔵野美術大学 基礎デザイン学科 合格
- 多摩美術大学 グラフィクデザイン学科 合格
- 多摩美術大学 統合デザイン学科 合格
自分らしく、自由に。
私は現役の頃、補欠と不合格という結果で悔しい思いを経験して、今年は全部合格してやる!補欠になんてなってたまるか!という気持ちの中、昼間部での生活がスタートしました。最初の方は結果を引きずって不安や焦りもありましたが、昼間部は夜間部よりも人数が少なくて時間にもゆとりがあるので落ち着いて制作することができ、時々変わった課題が出るので段々と課題に取り組むのが楽しくなっていきました。現役のときから私には、とにかく面白いもの、楽しいものを作りたい!という思いがあり、それは昼間部でも変わらず、よく先生やみんなを笑わせてやると思いながら作っていました(笑)でもかなりアイデア重視だったので、思いつかない日や完成に不安を感じた日は全く上手くいかず、制作を続けていくうちに(こんなんでいいのかなぁ…)と心配になったときがあります。それでも面談のときに先生に「自分の世界観があるからその感じでいいよ。いけるよ!」と言われたことが、これが私の世界観か!自分の好きなものを全力で描けばそれが魅力になるのか!という自信がつくきっかけになりました。それからは、上手くいく日も大失敗する日もありましたが、常に自分が描きたいものや作りたいものを考えて思い切り自由に制作出来るようになれたと思います。
昼間部で過ごした1年間の中で特にためになったなと思ったのは、週に一枚のホームワークです。夜間部では技術的なことや基礎知識をホームワークで学んできたのに対して、昼間部のホームワークはとても自由で、ここが自分の作品と向き合う時間になっていたなと感じます。課題が出されるとき、先生がいつも「驚かせて欲しい!」と言っていたのが強く印象に残っています。自由だからこそ、なんでも描いて良いからこそ、出されたテーマからずれずに、人の想像を超える作品を作るというのはとても難しいことでしたが、見た人の反応を想像するというのは良いものを作る上でとても重要なことだと気づくことができました。そしてそれはいつも自分が思っている「面白いものを作りたい!笑わせたい!」という思いと繋がっていて、この思いは間違っていないのかもしれないなと思えるようになりました。そして何より、受験に縛られないみんなの自由な作品を見るのが楽しかったです。
立美は一人一人の良さを大切に育ててくれる環境でした。現役も含めて2年間を立美で過ごして良かったなと心から思います。
空気が一変する講習会
講習会では夜間部生や外部生も一緒に制作するので、初めて見るタイプの作品がたくさんあり一気に視野や考えが広がるようでした。それに加えて、普段の授業より自分のレベルや欠点がはっきりとわかるので、より受験を意識できて非常に気が引き締まります。特に直前講習会では夜間部生と昼間部生の差が無くなっているように感じて恐ろしかったです。そんなふうに普段の昼間部の少し緩い雰囲気から一変して、受験期らしい良い緊張感の中制作できるのが講習会の良さだなと思います。
一番の敵は時間!!
本番では、不安な気持ちはありましたが緊張はせず楽しんで描けたと思います。私は普段エスキースに時間がかかって終わらないことがよくあったので、本番ではアイデアがどんなに気に入らなくても、どんなに不安でも、描き始めて完成させることを一番に考えていました。とにかく時間が私の中で一番の不安要素だったということもあり、本番では試験ごとにかなり細かく時間配分を決めて描きました。結果焦らずに描けたので考えておいてよかったなと思います。教室に入ってから試験が始まるまでは、余計なことを考えないように頭の中で周りの人の年齢当てクイズをしていました。かなり気も紛れて落ち着けたので、考えすぎてしまう人にはおすすめです。
小林 陽樹さん
東京・都立立川高等学校
- 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 合格
- 多摩美術大学 情報デザイン学科 合格
- 東京造形大学 グラフィックデザイン学科 合格
- 東京造形大学 メディアデザイン学科 合格
「楽しく」過ごせました!
美大受験にはもちろんデッサンや構成の基礎力も求められますが、個人的に最も大切なことはメンタルの保ち方だと思います。現役の時、ズタボロの精神状態で本番に臨み今まで描いたことのないような、つまり慣れていない手法や構成の絵が仕上がりました。「そりゃあ落ちるわ」と自分でも納得してしまうぐらい大嫌いな絵を提出したのを覚えています。
浪人して昼間部に入り、あるルールを自分に設けました。それは、「自分の楽なことだけしよう」ということです。ちょっとでも自分が落ち込みそうになったらもう思い切って休む。とにかく楽に。誤解して欲しくないのが、ただ気楽に過ごしていたというわけではないです。僕は絵の制作にもこの考えを持ち込んでいました。モチーフのここを描くのが楽しそう!と思ったらそこを軸に描く、それを繰り返すと絵を描くのが楽しく楽なものになっていきました。おしゃれな構成軸や対比、そういうものを度外視にただ自分の「楽しい」が伝わる絵を描いていた方が楽だし観る側も気持ちいいと思います。
本当に感謝しているのがそんな僕の絵を認め、そこからブラッシュアップしてくれた講師の先生方です。タチビは、少人数だからこそ個人の特徴を見極め伸ばしてくれます。欠点や長所を前提に、どういう子なのかということまで生徒とのコミュニケーションによって理解してくれます。フレンドリーで暖かい雰囲気が僕のお気に入りでした。
タチビでは任意のホームワークが出ていました。これが僕は楽しかったです。課題のテーマに沿っていれば何をしても良いというもので、自分が満足するまで一つの絵にのめり込む時間は次第に僕に自信をつけさせてくれました。
実は僕は現役の時、武蔵美を受けていませんでした。正確には出願したけど会場にすらたどり着けなかったのです。落ち込んでいて、「試験の形式が苦手だから受かりっこない」と自分からチャンスを捨ててしまいました。しかし浪人のある日、1枚の絵の講評の時に講師の先生のアドバイスから閃きを得て、今年は合格を勝ち取ることができました。人が成長するタイミングは人それぞれだと思いますが、自分の場合はその日でした。あの日がなければ多分受かってないと思います。
タチビにいて、とにかく楽しい日々を送れました。大学でも何より「楽」にいきたいと思います。本当にありがとうございました!
作品は紙一重
講習会では普段はいない夜間部生もいるので気づきがありました。課題にうまく答えられた絵は棚の上段に飾られるのですが、僕はむしろ下段の絵を観察するようにしました。見ていると「本当に紙一重なんだな」と分かってきます。ちょっと工夫をするだけですぐ上段に上がりそうな絵がたくさんあって面白いです。タチビでは全員の絵がじっくりと講評されるので見落とされそうな作品の素晴らしいところまでも発見できました。
「自分」を持って挑めた
入試の時は達観していました。自分の「楽しい」を全面に出した作品を提出できました。大学のスタイルに合わせるのではなくただ自分の描きたいものを描く。そうタチビでも特訓していたので、「僕を受け入れてくれるところが僕に縁のある大学なんだ」と強気に臨めたのです。これから美大を受験する人には、ぜひ受け身にならず自分がしたいと思うことを第一に頑張ってほしいと思います。
渡邊 小尋さん
東京・私立帝京大学高等学校
- 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 合格
立美での浪人生活
私は高校3年の春から浪人の間の2年間をずっと立美で過ごしました。
現役生の頃、第一志望の学科に落ちてしまい、自分の受験生活を振り返った時に、まだまだやれることは沢山あったはずなのに自分に甘くなってそこそこの努力で満足してしまっていた事に気づいて、とても後悔しました。
そこで、自分に厳しく気を抜かないで毎日を過ごすこと。本当に体調が悪い時以外の欠席はゼロにすること。課題をこなすことを流れ作業にしないこと。この三つを決めて、浪人生活をスタートしました。
毎日の制作では、絶対に、講評で褒められて満足して終わりにならないように、良かった点と反省点を次の1枚、その次の1枚に活かせるように考えながら取り組んでいました。
私は講評後に作品を持って先生に相談に行く時間が多かったのですが、先生方は、私が一度で理解できなくても分かりやすいように纏めて言い直して教えて下さったり、その時に出来ていたこと・出来なかったことを整理して次にどう活かすかの作戦を一緒に考えて下さったりしたので、自分の中で次の課題で挑戦したいことを整理をすることのできたこの時間には、とても助けられました。先生が生徒一人一人にしっかり時間をかけて根気強く教えて下さる所は立美で良かったなと思うことの1つです!
昼間部でかなりの時間を使った大作制作は、私の意識や好きなものを再確認するきっかけになりました。
テーマや制限も無く、本当に自由に好きなものを作れるこの機会に、私は自分がどんな特徴の絵が好きなのか、どんな色合いが好きなのか、どんな世界観で描きたいかなど沢山のことを調べ考えました。私の大作は、絵に密度が出ることや細かい部分の設定等が重要だったので、そういう点でやりきることの重要さも実感しました。また、大作制作で色々実験したことは、その後のホームワークでも活かすことが出来ました。気に入った色の組み合わせや表現をどこにどう使えば上手くいくのかを、大作よりも回数を重ねて研究できました。ここで見つけた色の組み合わせは、本番や入試直前でも使っていたので、毎週のホームワーク課題をしっかりこなすことはとても役に立ったと思います。
気を引き締めた講習会
1学期が終わり夏期講習が始まると、まず現役生の人数の多さに少し驚きました。上手い人もやっぱり多くて、特に平面では上段にスっと上がらなくいような日が続きましたが、並ぶ作品はいつもよりもバリエーションが多く、刺激を受けられました。
冬期講習では、今まで2日かけて制作していたのが、1日制作に完全に切り替わりました。一日制作のスピード感に合わせるために制作中はずっと頭の中で細かいタイムスケジュールを組みながら取り組んでいました。一日しかないので、その日にやると決めたことをしっかりとやりきることが大事だなと実感しました。
入試本番!!
入試当日、私はあまり緊張はしませんでした。朝は友達と時間に余裕を持って集合し、何が出るかを話しながら会場前で待機していました。試験の部屋の前に早めに並んでいたので、デッサンの部屋には早めに入れて、他の受験生が入室している間にモチーフを近くで観察したり、光のイメージを頭の中で想像しながら試験が始まるのを待ちました。会場に早く行くと、時間に余裕が出来るのでリラックスが出来て良かったと思います。デッサンは何分に離れるかを大体決めておいて、とにかく光を綺麗に、早めに際を締めて、他の人が気づかないような所にも気づいてそれを丁寧に描くことを意識しました。平面では、空気感や温度感を色で表現出来ているか、仕事をするべき所にしっかり出来ているか、画面端が適当になっていないかを離れてちょこちょこ確認しながら制作しました。
本番は、やっぱり焦ったり後からあれで良かったのかな??と心配になってしまう点もあったけれど、楽しんで描くことが出来たので、それが何より良かったと思います!
島川 和久さん
新潟・県立小千谷高等学校
- 東京造形大学 デザイン学科インダストリアル専攻 現役合格
合格者の声
僕は高校三年生の春に立美に入学しました。
家の近くに美大予備校が無かったのですが、それでも本格的に学びたいと思ったので、立美の通信制への入学を決めました。
美大を目指し始めるのも遅く、それまで絵を描いたこともあまりなかったことから、どんな課題を出されるのか、自分がついていけるのかなど、心配だらけでした。でも、最初は色面分割による明度対比や彩度対比などの基礎的な課題からしっかりと基礎を学び、僕に見合わない課題をやることなく、できる課題をしっかりとこなして一つ一つ技術や知識を身につけて成長することができました。また、課題と一緒にその課題の意図や、意識してほしいポイントが参考作品の写真と一緒に送られてくるので、しっかりと自分の成長ペースに合わせて応用や発展などの実践的な課題をやっていきました。そのおかげで、何を意識して制作すればいいのか、その課題でどんなことが習得できるのかを理解した上で、作品の制作に取りかかることができるので、出された課題に対して何も考えずに作品を描くのではなく、考えて描くことで、自分の成長を感じながら制作することができます。試験までは自分の成長が心配になって焦りやすいので、成長を一枚一枚感じながら作品を制作することができることは、本番の自信にも繋がるので本当に良かったです。
また、自分が描いた作品にはトレーシングペーパーの上に添削をしてもらい反省点を確認して次の課題に取りかかることができました。間違っている所はもちろん、良く描けている所も教えてくれるので、自分の苦手な描写や、得意な描写など、自分の得意不得意を分析することがてきて、反省しやすかったです。
さらに、先生とメールや電話などでコミニュケーションをとることができるので、制作に取りかかる前のエスキースの段階から質問したり、アドバイスをもらったりすることができます。このおかげで、分からないことや不安要素を抱えたまま作品制作に取りかかるのではなく、作品だけに集中して取りかかることができました。中途半端に完成した作品ではなく、やりきった作品を添削してもらい反省点を確認することで確実に成長することができました。
立美では、生徒の描きたい作品を尊重してくれたり、先生達が優しかったり面白かったり、受験勉強ではありますが楽しみながら成長することができました。通信制の予備校選びで迷っていたり、今は自分が課題のレベルについていけるのか不安だけど、難関美大を目指したいと考えてる人にはぜひ立美の通信制を選んでみてほしいです。
谷山 佳吾さん
東京・私立昭和第一高等学校
- 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 合格
立美でよかった
私は二浪したので、三年間、立川美術学院のデザイン科で受験生活をしていました。学んだことはたくさんありますが、特に印象に残っているのは「デザインは伝えることだ」です。あたりまえなことですが、ただ闇雲に自分の美学だけで作品を作り続けては低評価を貰いまくっていた自分にとって、衝撃的な言葉でした。自分の美学は大切にしなければいけないが、作品を評価するのはあくまで他人なので、その他人に伝わる配慮が必要だということです。この言葉を理解してからは、これをずっと意識するように作品を制作していました。立川美術学院を卒業したこれからも、ずっとこの言葉を大切にしていきたいと思っています。
私が三年間立川美術学院で過ごしてきて一番気に入ってる所はアットホームな雰囲気です。講師との距離が近く、悩みなど気軽に相談できたり、生徒の雰囲気もよく、受験ではありますがピリピリした感じはなく、皆んなと穏やかにのびのびと日々切磋琢磨できる環境だと感じました。作品制作後の講評で自分の作品の評価はされますが、そこからさらなるブラッシュアップをするには講評後の講師との1対1のコミュニケーションだと思っていて、現役生のころは遠慮気味な性格だと言うこともあり、それができませんでしが、浪人してからは立美の講師としっかりコミュニケーションを取るようにしました。講師の方たちは陽気で面白く、緊張する受験生活の中で心の支えでもありました。
私は二浪しましたが、立川美術学院での三年間、苦しいと感じたことはあまりありませんでした。作品のことや自分のコンディションで悩むことは多々ありましたが、本当に楽しいと思える三年間だったなと思います。
自分にとっての講習会
私は二浪したので、何度も講習会を経験していますが、講習会で頑張れば頑張るほど、数ヶ月後にその分の成長が必ず実感できると感じました。なので自分にとって講習会は普段より頑張る期間なんだなと思っています。中でも夏期講習はとても成長できる期間で、時期が一番長く、この期間でどれだけやったかが、冬に響いてくると思います。私は特に夏期は気合いを入れてやるようにしていました。
講習会の中でも正月デッサンが特に好きで、普段描くことが少ない石膏像を描いたりできます。デッサンが好きな私にとっては一年の中での楽しみの一つでもありました。
80点
二浪していて計3回入試を受けたことがある私はメンタルがとても弱く、本番に弱いタイプなので、入試本番は苦労しました。入試は楽しくやったもの勝ちですが、楽しもうと思っていても、やはり体が緊張してしまい、普段の力が出せないことに悩んでいました。そんな私が二浪目にしてやっていたことは、普段からどんなに調子が悪くても、自分の中で80点のクオリティーを出せるようにすることを目指していました。本番必ずしも100点の作品を制作すことができるとは限りません。普段から最悪の状況を想定して作品を取り組むようにしていました。
宮崎 樺野さん
神奈川・私立シュタイナー学園高等部
- 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 現役合格
- 多摩美術大学 グラフィクデザイン学科 現役合格
気づきがたくさん
私は高校1年生の春期講習から立川美術学院に入学しました。私は通っていた高校がとても忙しく、3月の卒業式まで通常授業が続くカリキュラムだったので、3年生時の立美に行けない期間を早い時期から予備校に通うことで埋めようと考えて、高校2年生からデザイン科の週3日コースに通っていました。実際、高2の時にデザイン科や立美の雰囲気に慣れたり、基礎を学ぶことができたのはとても大きかったと思っています。
高3になり、実技と共に力を入れたのが学科でした。実技は本番で何が起こるかわからないのに比べて、学科は本番である程度安定した結果が出せると思い実技と並行して取り組みました。入試直前期は実技が朝から晩まであるため学科に割く時間がないので、早めに学科を固めておくと安心感が全く違ってくると思います。
実技の面では私は手が早く、それが生かされる場面もあるのですが、デッサンだと描き込みすぎて全体がグレーになるなど仇になってしまうことがありました。ですが、先生からの”描ききれないくらいモチーフを入れてみたらどうか”というアドバイスが元になり、それを見やすさ、伝わりやすさと両立させることで、段々と勢いのある画面を作れるようになっていきました。
また私は、試験ギリギリまで”自分らしい絵”というものを見つけられていませんでした。特に秋から入直にかけては平面構成が迷走していたと思います。それまでの私の平面はどれも、まとまりはあるけれど何かが足りないものでした。今思えばその原因は、無意識に受験のための絵、各大学を意識した絵を描いてしまっていたからです。きっかけは意外なところにあるもので、過去に描いた、受験とは関係のない絵から自分の強みに気づくことができ、そこからは一直線に走ってくることができました。試験本番までになんとか形になったのは、何度も相談に乗ってくださった先生方のおかげです。
立美での受験生活、とても楽しかったです。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
賑やかな講習会
講習会はやはり、昼間部や夜間部、外部生の大人数で制作できるところが魅力だと感じました。いつもと違う環境は刺激が多く、とても楽しかったです。特に印象的だったのは冬期講習と直前講習で、入試が近くなって制作時間も本番と同じになりハードスケジュールで体力も削られましたが、その分実力も伸びた濃い期間でした。
いざ本番
入試の時に一番に意識していたのは楽しもうということでした。楽しんで制作すれば、きっと実力が発揮できるはずだ、と思っていたからです。入試当日は奇を衒ったことをするより、いつも通り前回言われたことに注意して、今までで一番いい絵を描こう、という意識でいました。また適度な緊張はアドレナリンが出て集中力が上がり、かえって良い効果があると聞いていたこともあり、少しくらい緊張しても大丈夫だと考えていたので思ったよりもリラックスしていました。
菅原 玲音さん
東京・私立八王子高等学校
- 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 現役合格
濃厚な1年間
私が高2の時初めてタチビに来た日は、丁度私大の入試日でした。まだ美術のこともよく知らない自分にとって、キャリーケースを持って仲間と団欒していた先輩方の姿はすごくかっこよくて、今でも印象に残っています。私は高3の春から入学しました。既に周りが上手すぎて、当時は自分の絵を講評の時に晒すことが本当に本当に嫌だったくらいです。特に絵の具を扱うことが苦手で、平面課題の時は予備校に行きたくないと思う程でした。さらに友達が講評で中段上段に上げられ、自分はいつも下段という状況が続き、一学期は正直まあまあしんどかったです。しかし、講評では先生が自分の絵に対して良い点、課題点を丁寧に伝えてくださるので、それを元にとにかくがむしゃらに作品数を重ねていく日々でした。夏期講習会に参加すると、昼間部生も合同で制作するので始めの頃はかなり萎縮してたと思います。そんな時に、平面課題で「夏をテーマに」描く課題が出て、夏好きな私はワクワクしながら制作に取り掛かりました。自然と自分が設定した絵の中の状況の音を想像して、その世界観に没頭して描いた作品は、初めてやっと上段に上げて貰えました。当時色んな先生に褒めて貰えてとても嬉しかったです。この時に分かったことは、自分は絵の中から聴こえてきそうな音を聴き、それを想像しながら描くと不思議と世界観が生まれるということです。それからはどんな平面課題が出されても、この事を念頭に置いて描けば上段に上がる回数がかなり増えました。水の滴る音、火がパチパチ飛び散る音、手前にぐわっと来る風を切る音、とにかく絵から感じられそうな音を考えると雰囲気が掴めてきました。この、作品の中にある音に着目したことが、1番自分の絵を変える衝撃的だった出来事です。受験最後まで、先生からは「君の絵はいつも世界観が良いよね」と言ってもらえました。少しずつでもいいので、自分のやり方を見つけていけると良いと思います。二学期以降になって制作時間も短くなると、いつも通りに描けなくなっていき、徐々にスランプになりました。しかし上段には上がらなくて良いから自分が好きだと思う作品を作ろうと考えた結果、またぼちぼち評価が高くなっていき、冬期講習、直前講習と上り調子で試験本番に挑むことが出来ました。私は褒めてもらうと伸びるタイプなので、タチビの優しい優しい先生方が自分の中にある魅力を引き出してくださったお陰で、この1年間ですごく自信がつきました。アットホームだし、先生も仲間もみんな優しくて励まし合えるタチビが大好きです。お世話になりました!
学び多き日々
講習会では夜間部と昼間部の合同で作品制作するので、より多くの作品を目にするチャンスです。昼間部生はやはり上手い人が多いので、私は特にデッサンの時は描き出しどうやって描いてるかな、陰影の付け方どうしてるかな、など上手い人の制作過程をチラチラ観察しに行っていました。また講評の時も、自分の時のみならず他の人の講評も聞くと、学ぶことが沢山あります。たまに先生も豆知識を言うことがあるので、いつもより多くの知識を得ることができて一石二鳥です!
いつも通りに
入試本番では、イマジナリーでタチビの先生を横に召喚したので、落ち着いて描くことができました。視デはとにかく立って離れてみることと、周りの人の絵と比べることが大事!自分の絵が今どんな見え方をしているかは、周りと比べてからやっとわかります。本番何が出るかは分からないので焦らず今までならどうするだろうかと冷静に対処しましょう。
伊藤 誠基さん
東京・都立狛江高等学校
- 多摩美術大学 グラフィクデザイン学科 現役合格
- 多摩美術大学 統合デザイン学科 現役合格
- 多摩美術大学 情報デザイン学科 現役合格
- 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 現役合格
- 武蔵野美術大学 基礎デザイン学科 現役合格
不安を力に変えて
自分は高2の夏からタチビにいたものの、高3の秋までみんなと同じようには通えていませんでした。その理由は部活にあり、今では誇りとなっているものの、部活と予備校の両立は本当に本当に辛く苦しいものでした。部活は毎年全国出場は当たり前のいわゆる強豪校で、自慢になりますが夏の最後の大会で全国2位をいただきました。
ですがそれとは裏腹に予備校での実力は絶望的な状況にありました。それに加え学科の勉強もうまく行かず、ましてやその頃はタチビに友達もいなく、みんなより行けてないことで精神的にも不安定になり、デッサンの途中に涙が止まらなくなってトイレに駆け込んだりもして、、、今だから笑って話せますが正直地獄でした。(笑)
でもその時に頑張れたのはタチビの先生が1時間以上相談に乗ってくれたり、いつも本当に親身になって、接してくれたからです。感謝してもしきれません。”美術で生きていくのは茨の道、不安になるのは当たり前”これは相談に乗ってもらった時に言われた言葉で、それまで不安を否定して、不安にならないために頑張ろうとしていました。ですがその言葉のおかげで、不安は無くすのではなく、不安を受け止め、常に不安を連れて歩かなければ行けないんだということに気付きました。不安は悪い気持ちではないんです。少し考えを変えただけですが、この変換があったからこそ不安を力に変えることができました。本当にありがとうございます。
その相談をしてから私は全てスケジュールを決めて分刻みで行動する様にしました。もちろん勉強もです。スケジュールを決める事で無駄な時間は一切無くし、今できる全力を出すことができました。今できることを全部やることで後悔のない日を送れたし、それが自信に繋がりました。(でも勉強する上で睡眠時間は1番大切です。6時間は取ってください。)
また、1番大切なのは質問をする事だと思います、ひたすら毎日質問をして、質問がなくても頑張って何か分からないことや曖昧な事を絞り出して質問しました。これが出来たのも、先生の”先生を私物化して”と言う言葉があったからです。現役生は時間がないと思います。私は特に時間が無かったため、家で描いたやつを加筆してもらい、なぜここに色を落としたのか、どうやって描いているのかなどを自分が出来そうになるまで質問(インプット)し、同じものをまた家で描いて(アウトプット)しました。またその時に感じたのは先生ごとに描き方が全然違うということです。でも描く上で必要なことは、やり方がそれぞれ違くてもやっていて、正解はないということを実感しました。
タチビだったから部活と両立ができ、部活に全力、受験にも全力を注ぐことができました。本当に感謝しています。また、タチビには色々な先生がいて、優しく教えてくれて、頑張れる環境があったから頑張ることができました。ありがとうございます。
講習会の夜間授業
冬期講習会の夜間の授業は人数が少なかったため、いつもの人数が多い環境とは違う環境で描け、先生にもいつもより沢山教えてもらうことができ、上達につながりました。そしてここでやっと友達ができました(笑) 友達が出来たことも頑張れた1つの理由です。それまでずっと自分の悪いところしか見れていなかったのが、友達が出来て、良いところを沢山教えてくれて、だんだんと楽しく感じれるようになりました。
そして1番成長できたのは直前講習会です。朝から夜まで描けたおかげで失敗して最悪なことももちろんありましたが、得意不得意がやっと分かるようになったり、自分のやり方みたいなのを見つけることができました。
苦戦したけど
入試はなぜか緊張しませんでした、自信があったわけでもないのに、問題なんだろうってちょっと楽しみになっていたんです。また、多摩グラの平面では本当に運が良くテーマがdanceでした、私はダンス部で、高校3年ダンスに全てをかけたようなものだったので、もう気持ちだけは物凄く入っていました。ですが、途中で上手くいかず苦戦、なんとか完成にもって行きました。上手くいかなかったかのように見えますが、実はこうゆう時は大体上手くいってます。おそらく苦戦したという事は間違いを気づいたと言うことなので、、、めっちゃ出来てる!って言う時こそ注意が必要なんです。
古谷 珠己さん
東京・私立八王子実践高等学校
- 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 現役合格
- 多摩美術大学 グラフィクデザイン学科 現役合格
感謝でいっぱい
私は高3の3月の春期講習から立美に通い始めました。高校入学時は美大に行く気がなく、美大に行くと決めたのは高2の冬頃でした。通い始めた最初は知ってる人もほぼいないうえに、受験が始まるという頑張んなきゃ感があって、正直、予備校行きたくない〜と思っていましたが、自分にずば抜けた才能がないことは自覚していたし、美大を目指す人の中には美術系の高校に進んでいたり、高2から予備校に通い始めている人もいるので、早く追いつきたいと思ってちゃんと通っていました。
最初は平面構成がなんなのかもわからず講評でも下段の常連で、構成の疎密や間の取り方なんてぜんぜんわからなかったし絵の具にも慣れておらず、自分の納得行くものが描けないのでよく苦しんでいました。ですが毎日のように通って課題に取り組んで、わからないところを先生にいっぱい聞いたり、自分でも何がダメでどうしたらよくなるかたくさん考え、枚数を重ねていくうちに少しずつ自分の力も伸びていき、中段や上段に上がれることも増えていきました。
入試が近づき知識も増えてくると、今度は知識にとらわれ考えすぎてしまい、慎重になりすぎてしまうなんてことも定期的にありました。そのとき先生に、例えばデッサンでは擦りたいと思ったとこは擦っていいし自分が美しいと思うように描けばいい、みたいなことを言ってもらったことがあって、そこからすごく楽になりました。考えすぎてかけなくて焦っている時も、成長してる証拠だから大丈夫だと言ってもらって、すごく励みになりました。
立美の良さはやっぱり、アットホームなところだと思います。私はコンクールを受けに他の大手予備校に行ったことがあるのですが、人数が多いぶん講評がグループでわけられていて全員の講評を聞けなかったり、先生一人一人としっかり話せるタイミングも少ないので、立美の先生と生徒の距離の近さ、話しやすさを実感しました。先生と話していると大学の話を聞けたり、個別でアドバイスをもらうと新しく知れる知識もあったりするし、プライベートな話もしてくれて楽しいのでとにかくいっぱい話してみるといいと思います。精神的にしんどい時も声をかけて話を聞いてくれたり、わからないといったところを家で描いてきてくれて教えてくれたり、先生たちの優しさには何度も救われたし感謝でいっぱいです。また、最初は友達もほぼいなかったのですが、通ってくうちに自然と友達もでき、空いてる時間に話したり一緒に帰ったり、ライバルでありすごく良い仲間でもあって、うまくいかず落ち込む時もみんながいたから頑張れたことが多かったです。様々な面で成長できた受験期を立美で過ごせて良かったと思います。
客観的にみる
講習会では、昼間部の先輩たちと一緒にかけて、人数が増えるぶん作品も増えて見てて楽しいし、すごくいい刺激になるという強みがあります。また、最初の講習会はとくに、自分の作品を客観的にみる練習になると思います。冬期講習会では夜間部と比べ1課題にかける日数が減り、作品から離れる時間が少なくなるので、そのぶん描いてる途中に離れたときにより客観的に自分の作品を観ることを心がけるようになり、離れてみる力が上達すると思います。
緊張も受け入れて楽しむ
入試当日は、必死に平然を装っていましたが、私大は受験する学科をグラフと視デの2つに絞っていたので1年間の頑張りがこのたったの5日間にかかっているというプレッシャーと不安でドッキドキでした。試験では本番だからと言って頑張ろうとしすぎず、いつも通りに、上手くいかなくても最後までちゃんとやりきることを心がけました。先生の言っていたことを思い出し、できるだけ楽しもうと思って頑張りました。