タチビ祭 日本画科作品紹介
日本画科立川美術学院日本画科です。
先日9月22・23日に、保護者の皆様等をお招きしてのタチビ祭を開催いたしました。
日本画科では、自由制作もしくは着彩・石膏の大作を制作し展示します。
今回は、その中から3点作品を紹介いたします。
◎昼間部自由制作 『主のいない迷い舟』
制作風景
作品部分
作品部分
アクリル絵の具での着色の上から、ペンを使って細かな表情を描きこんでいます。
独自の世界観と緻密な描写がマッチしていて、近くからじっくり鑑賞したくなる作品です。
◎昼間部着彩大作 『きらきらとふわふわ』
制作風景
着彩大作では、各自が好きなモチーフを選んで自身で自由にセッティングします。
瓶、ガラス、鏡、綿などのモチーフを選び、タイトルのとおり、きらめきと柔らかさに溢れた作品に仕上がりました。
◎夜間部着彩大作 『蝶々結び』
制作風景
モチーフの選択、セッティングにとても愛情を感じる作品です。
夜間部は昼間部と比べて制作時間は短くなりますが、意欲的に描き切った良い作品になりました。
タチビ祭制作期間は指導も少なく、各自が自分で制作スケジュールを考え、モチベーションを高め、完成まで辿り着かないといけません。
それは、大学に入ってからや、さらにその先の作家活動と同じです。
この制作・展示期間が将来の皆の糧になるよう願います。
日本画科講師 藤木