立美祭2025 基礎科/日本画
一年間の歩み 日本画科 基礎科こんにちは基礎科•日本画です。
9月20、21、23日に立美祭の一般公開がありました。多くの方にお越しいただきありがとうございました。
立美祭では生徒が自由に制作した作品を展示をしますが、今年度はアトリエ中央に大きな静物が組まれています。それぞれが興味を持った題材で制作に挑みました。
しかし突然自由に制作してと言われ、混乱した生徒も多かったでしょう。そんな中で講師と対話を通し、絵作りに挑戦した生徒が多くいたことに嬉しく思います。
基礎科/日本画からそれぞれ1作品ずつ優秀賞を紹介します。
基礎科週 3コースから山本さんの作品です。
あまり慣れないアクリルガッシュを使用しましたが、クオリティが高く完成度のある画面ですし、何よりも愛を全面に醸していますね!
日本画夜間部から中村さんの作品です。
雪原に佇むタンチョウを描きました。静粛な美しさがよく表現されています。水彩絵具の研究を並行して行い、しっかりと向き合った制作ができました。
絵を志し鍛錬に臨んでいる段階で、必ずきっかけがあるはずです。まずは自分のルーツや興味がある物事、単純に好きなものなど微かなアイデンティティをヒントにしてみるのをおすすめします。まずは手を動かしてみて、それから考えてください。作品を生み出す最初の一歩はここから始まるのではないでしょうか。
この2週間で上手く行かなかったこともあるでしょう。しかし進学後や今後の制作において、有意義だったと思い返してくれたら本望です。