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はじめまして。
立美講師室アシスタントの田中です。
私は高校2年生の夏から高校3年生の2月まで立美に通い、武蔵美術大学基礎デザイン学科に合格することができ、今年4月から通っている大学一年生です。今回のブログでは私が基礎デザイン学科の試験の一つである「基礎造形」の試験本番で描いた作品が武蔵美のパンフレット（入学試験問題集2022）に掲載されましたので、その作品についてお話ししたいと思います。

2022年の「基礎造形」の試験の課題は「森」がテーマでした。生命体を入れても良いという課題だったので、最初はフクロウやオオカミを描こうと考えていました。しかし、それでは自分の得意としている表現がうまく活かせないと思い、闇を浮遊する蝶を描くことにしました。（私は暗い背景に明るい色の線描やペン画表現を用いた作品を描くことを得意としていました。）モチーフを変更したことで最後まで楽しく描くことができ、なんと満点をいただくことができました。3時間という短い時間の中で焦りもありましたが、楽しんで描くことの大切さや、その気持ちが相手に伝わるという事を身をもって感じた瞬間でした。
私が受験期に描いていた作品やメッセージがアートユニブNo.56に掲載されておりますので、よろしければご覧ください。