ACHIEVEMENT 合格実績

合格実績

デザイン・工芸科

多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 19名(現役合格14名)
統合デザイン学科 16名(現役合格9名)
情報デザイン学科 7名(現役合格6名)
生産デザイン学科 2名
工芸学科 3名(現役合格3名)
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 16名(現役合格13名)
工業工芸デザイン学科 8名(現役合格2名)
空間演出デザイン学科 6名
基礎デザイン学科 9名(現役合格8名)
デザイン情報学科 5名(現役合格4名)
東京造形大学 9名(現役合格4名)
女子美術大学 3名(現役合格3名)
その他 7名(現役合格3名)

油絵科

女子美術大学 3名(3名受験)
多摩美術大学 2名(7名受験)
武蔵野美術大学 5名(10名受験)
東京造形大学 4名(5名受験)
嵯峨美術大学 1名(1名受験)
大阪芸術大学 1名(1名受験)

日本画科

武蔵野美術大学 日本画科 3名(5名受験)
多摩美術大学 日本画科 2名(3名受験)
女子美術大学 日本画科 1名(1名受験)

美術系大学受験

東京芸術大学 芸術学科 1名(1名受験)
多摩美術大学 芸術学科 1名(1名受験)
東京学芸大学 中等教育教員養成課程B類美術 2名(2名受験)

中学生コース

都立総合芸術高校 8名(10名受験)
女子美術大学付属高校 2名(3名受験)
八王子桑志高校 1名(1名受験)

多摩美術大学 工芸学科 2名(2名受験)
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 1名(1名受験)

※補欠合格含む・共通テストの重複は含めない

合格者の声

加藤静流さん

東京・都立立川高等学校

  • 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 現役合格
  • 武蔵野美術大学 デザイン情報学科 現役合格
  • 多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 現役合格
  • 多摩美術大学 情報デザイン学科 現役合格

色々な事を知り、考えた1年

私が立美に入ったのは高校3年生の4月でした。1年生からそれまでずっと理系の大学に進学する気でいました。しかし、ふと大学4年間と将来したい仕事を考えたとき美大でデザインを学べたら楽しいだろうなと思い美大進学を決めました。 私が立美に入った4月は丁度新型コロナウイルスによる自粛が始まった頃で、1ヶ月ほどは課題の制作は自宅で行なっていました。その間、予備校に3年生から入るのは周りから凄く出遅れているのではないかという焦りと、絵を描けるという楽しさで、平面構成が何かも分からないまま、周りがどんなのを描いているのか分からないまま毎日描くことは決めていました。立美に通っての制作が始まっても、毎日ひたすらに通って描くことは受験生活の中で一貫していました。 夏期講習会くらいまで私は、今取り組んでいる課題がどこの大学の入試課題として出てくるものなのかさえ正直把握できていないほど無知で、でも毎課題新鮮でどんな絵にしようか考えて楽しく取り組んでいました。しかし受験生としてより楽しく過ごせるようになったのは課題のこと、自分のことを深く知るようになってからでした。その支えになったのは立美の友人や先生です。 受験が近づくにつれ「自分らしい表現」という言葉をよく言われるようになりました。周りが自分らしい大事にしていくことを見つけていく中で、私は自分らしさをずっと理解できずにいました。過去の先輩方の体験談を読んでもどこかで自分のしたいことを分かっていて、今までの制作でも一貫した考えを持てていなかった私は落ち込み、制作が嫌になってしまうことが増えました。そんな時立美の先生は、私が課題に対してのとっかかりを見つけられるまで一緒になって考えてくれたり、先生の受験時代の話をしてくれました。その中で、褒められたことや自分の好きなものを作品ににつなげていくことができるようになり、ただ絵を描くのが楽しいだけでなく自分の好きな絵が描けるようになりました。またずっと苦手だった課題も、それが得意な友人にどんな思考の流れで描いているか聞き参考にすることで克服していけました。自分1人ではどうしようにもできなかった問題を乗り越えて成長していけたのは立美の人のアットホームさがあってこそでした。色々な人に沢山頼っていいと思います。立美では好きなもの、苦手なこと、自分についてたくさん向き合うことができました。大学でまた新しいスタートを切れるのは立美のおかげです。たった1年間とは思えないほどの経験ができて立美に感謝しています。

いつもの立美を想像して

受験当日は例年とは少し変わった課題がでて驚きましたが、いつもの立美と同じように自分の好きな絵が描けるように、好きな色・褒められて嬉しかったところ・好きな画面・指摘されたところを意識しながら楽しく取り組みました。立美の課題で出たらみんなでどうするかどうするかってワヤワヤ話すんだろうな、友達のあの表現でどう答えるんだろう、前の人の絵かっこいいな等と考えていたら安心できて、いつもの立美と同じ緊張感で描けました。

近江谷記子さん

東京・都立上水高等学校

  • 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 合格
  • 多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 合格
  • 多摩美術大学 統合デザイン学科 合格

あたたかい予備校

私は現役のとき、受験した私大すべてに落ちました。不合格の文字を見た時とてもショックでしたが、本当に心から悔しいと思えるほど努力して来なかった自分がいて、そのことに心底腹が立ちました。これから絶対上手くなってやるという気合いに満ち溢れながら浪人生になりました。 浪人して最初の頃はただただ予備校で作品を作ることが楽しくて、毎日今日はどんな課題かな?とわくわくしていました。ノートに小さく作品のスケッチをして、講評をまとめたノートは、ちっちゃい作品ファイルみたいでお気に入りでした。 私はタチビのきれいな光と暖かい雰囲気の中で作品を描くのが好きでした。しかし夏が過ぎた頃から作品を作るのが楽しいと思えなくなっていきました。どんどん上達していく周りと自分を比べて焦りを感じるようになり、気持ちが萎縮していきました。そんな時、ある講評で先生が並んだ作品を見て、どれも全然違うタイプの絵だけどどれも良いねと言って下さいました。また先生はいつも、毎回毎回モチーフを前にして感動して欲しい、美しい光を感じて欲しいといっていました。私はその言葉を聞いて、周りを気にすることもモチーフをさらーっと受け流すこともせず、モチーフ、そして自分の絵としっかり向き合うことを大切にしようと思いました。それから私は制作の前に、ふわぁぁ…と柔らかい光を受けるモチーフをきれいだなあ、とうっとりしながら観察する時間をまず設けるようになりました。また、その日作った作品の写真を電車やお風呂、寝る前にじっと見つめて、どうしたら良くなるのか毎日考えていました。一日制作の課題が続く中、二日間じっくりデッサンが出来た正月デッサンも、私にとって成長する良い機会となりました。 先生方は、焦ったり不安になったりとぐでぐでの私に親身になって指導してくれました。私の作品の長所を見つけてくれたり、作品に加筆しながら教えてくれたり、私の作品の癖や共通点を気づかせてくれたり…先生方はいつも様々な角度から気づきを与えてくれて、私が成長する機会をつくってくれました。 浪人生として過ごした1年間で培った考え方や自信は、大学生活やその先の人生で私の揺るがない土台となると思います。二年間の受験生活は苦しいことも沢山ありましたが、先生方や仲間に支えられて乗り越えることが出来ました。タチビには本当に本当に感謝しています。ありがとうございました。

どきどきの入試

視デの試験当日、会場に入って今からこれを描くのかと思いわくわくしました。まだ人がたくさん入って来ないうちにめちゃくちゃ近くでモチーフを観察しまくりました 笑 もうやれることはしたのでどんな結果になっても悔いは残らないと思っていました。 試験中焦ったり不安になることもありましたが、自分が受験生の中で一番綺麗な光と空気を描くんだ!!!とめちゃくちゃ強気なことを自分自身に言い聞かせながら描ききりました。

佐藤海斗さん

東京・都立府中西高等学校

  • 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 合格
  • 多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 合格
  • 多摩美術大学 統合デザイン学科 合格

限界突破

私は高校三年生の春からタチビに通い、二浪して大学に入りました。浪人と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、私はむしろ浪人してよかったと思っています。というより、美大は浪人してナンボ、浪人期間のない美大受験は美大受験とは言えない、そう思っています。これは主観なしにはっきり言えます。なぜなら、私は浪人期間で人格が大きく変わり、物事の見え方が根本的に変わったからです。一般的に大人になるにつれ人格は変わりづらくなるものですが、この年齢で変えることができたのはとてもラッキーだと思います。私は元々高校三年生の春まで一般大に進学しようと思っていましたが、同じ高校の友達の誘いでタチビに通うことになりました。今考えると、一般大にそのままいっていたらとてつもなくしょうもない人間になっていたと思います。そのぐらい私にとっては大事な分岐点だったのです。  タチビでの生活は、現役生の時が人生で一番楽しく、一浪の時はとても辛く、二浪の時は辛さの底が見えました。私は現役生の時は常に下段(講評での上位分け)でしたが、一浪の時から基本的に上段にあげてもらうようになりました。毎日通って真面目に課題をこなし、家で自主練もしていたので、心のどこかで一浪すれば受かるだろうと思っていました。そしてあっさり落ちました。しかし、それ以上に衝撃的なことがありました。その年、二浪していた先輩も落ちていたのです。その時初めて浪人したからって受かるわけではないんだとはっきりと理解しました。そして自分の努力は人並みであることにも気付きました。 二浪の時からは心を殺して時間を全て受験に注ぎました。予備校の人たちとは慣れ合わず、親友とも連絡を断ち、家でも部屋に篭り、黙々と受験のことだけを授業外でも常に考えていました。参作の写真は数万枚集めました。受験作品だけではなく、油画、日本画、グラフィックデザイン、イラスト、意図せず映り込んでいる絵、その他使えそうなものは貪欲にチェックしていました。神経をキンキンに削り続け、毎日受験の夢を見たり、泣きたいほど辛くても涙がでなかったり、喋らなさすぎて口が回らなくなったり、周りのライバルにはっきりとした殺意をもって制作していたり、人間としての限界を見ました。人生でここまで何かに打ち込んだのは初めてで、この道に進んで本当に良かったと思います。人として壊れてしまいそうなぐらい自分を追い込んで何かを成し遂げた経験は今後の財産です。 作品のことだけではなく、人として話をしてくれるのがタチビの良さです。長い間お世話になりました。ありがとうございました。

いつも通りに

二浪目の試験が一番緊張しました。しかしその分、自分を含め周りがよく見えていたので、作品を一歩引いた目線で捉えることができました。試験本番は肩に力が入りすぎてついつい視野が狭くなりがちですが、とにかく俯瞰することです。俯瞰すればなんとかなります。試験本番で新しいことはしない、いつも通りに、自分ができることを油断せず全力で、そう心がけていました。

田口蒼葉さん

東京・都立翔陽高等学校

  • 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 現役合格
  • 武蔵野美術大学 基礎デザイン学科 現役合格
  • 多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 現役合格
  • 多摩美術大学 統合デザイン学科 現役合格

?をどんどん潰していく

私が立美に通い始めたのは高校2年生の秋頃でした。部活が忙しく、基礎科にいた頃は週一回のコースでした。冬期講習の際にデザイン科に来てそれからすぐにデザイン科に入りました。講評のときに基礎科と大きくレベルが違っていたので不安になったのを覚えています。 高3に上がるにあたってコロナの影響で授業がなくなり、気持ち的にもふわふわした状態がしばらく続きました。この時期に学科をちゃんとしておいて良かったと思っています。実技はどんなにやっても当日に近づくに従って不安になるので学科をきちんと進めておくことは重要です。 私は大雑把な性格で、一度構図を決めたらガリガリ描いていってしまう癖があり、良くいえば元気な絵なのですがデッサンだと構図が狂っていたり平面構成や立体構成だと見づらくなってしまいがちでした。「自分の言いたいことを伝える」ということがデザイン科には大切だと先生に言われ、受験本番までその意識について考えました。自分の言いたいことを決めると、作業の順番をつけやすくなり、画面が見違えるほど見やすくなります。時間も有意義に使うことが出来るので、自分のキャパシティを認識できます。完成して見える作品を出すことが前提な受験において、最も重要なことだと思います。 秋になった頃、受験に本腰を入れてくる時期になり私は上手に描かなきゃという意識で作品を作るようになっていました。それまであった楽しむという意識が飛んでいて焦りが強かったです。緊張感を持つのは大切ですが、楽しむという意識の中には観察するという要素も含まれています。それはデザイン科には忘れてはいけないものでした。楽しんで描かないと辛いし、自信が無い絵は見る人にすぐ伝わります。新鮮な気持ちは現役生の強みだとなのでなるべく忘れないようにした方がいいと思います。 もう1つ受験生活で悩んだことは、自分にこだわりが無いことでした。周りの人達が好きな作品、世界観がある中で私はまだそれがわからず、なんとなく好きかな?というものしかなく自分にしか出来ない事を探すことにとても苦労しました。自分の好きな配色だけは持っていたのでそこから画像検索アプリで検索し、色んな傾向を見て自分が気に入ったものをインプットしていきました。綺麗にまとめることだけを考えるのではなく、自分のスタイルを持っている人の方が確実に強いです。 立美は生徒同士や先生との距離が近く私が悩んでいると一緒になって考えてくれます、本当に感謝しています。ほかの予備校にはない点だと私は思っています。

基礎を大切に

試験当日、どこの学科も傾向がいつもと変わっていて正直面食らいました。でもここで?となったら絶対負ける!!と思い周りを置いていくつもりで描きました。自分にしか出来ない絵を入試直前ずっと考えていたので、試験で変な課題が出たとしてもそれを押し切ることが大切です。立美では芸大課題を主にやりますが必ず私大に繋がる基礎になっています。基礎を忘れないようにすれば自信を持って描くことが出来ると思います。

内田初さん

神奈川・私立シュタイナー学園高等学校

  • 多摩美術大学 統合デザイン学科 合格

楽しんだ者勝ち

もともと絵を描くことが好きだった私は、少しの不安と楽しみが混じった気持ちで高校3年の夏に入学しました。皆の描く絵のレベルの高さ、7時間弱続く集中力に圧倒され、美大受験の過酷さを痛感しましたが、今までのように好きな時間に好きなように描くのではなく、決められた時間の中で課題に沿って作品作りをすることがとても心地よかったです。 現役生の頃は高校がとても忙しく、直前講習なども受講できないでいたのですが、先生方には自宅で制作した作品や、趣味で描いているイラストを見て貰うなど、授業以外でも面倒を見て頂いていました。中々友達のできない私を気づかって下さったときはとても心強かったです。(笑)。 浪人生になってからは、長時間集中できる環境、少人数の落ち着いた雰囲気のお陰で毎日が楽しく、発見で溢れていました。石膏デッサンは1枚1枚描いていく中で、落ちる影とそこに存在する陰の違い、鉛筆の使い方、その日の湿度で紙の様子が違うことなど、毎日何かしらの発見があり、些細な気付き一つ一つを大切にしました。平面構成では自分の趣味趣向が明らかになってく様子など、少しづつではあるものの、自分が成長して行くのが分かりました。以前は理解できなかった先生のアドバイスもすんなり理解できるようになり、毎日がとても充実していました。「二浪は許されない」というプレッシャーに押し潰されそうになる時も、いつも課題に向かえば気分はスッキリでしたし、デッサンも平面構成も一度も「もうやりたくない」、と思ったことは無くむしろ毎日の精神安定剤で、受験が終わった今ではデッサンをしない毎日が物足りなく感じます。 秋頃には徐々に自分の作品が上段に上がるようになり、上り調子の私は毎日ルンルンでした。浪人生こんなに楽しくていいのだろうか、と思う程毎日が充実していて、昼間部で出来た楽しい仲間たちと一緒に少しづつ確実に実力の階段を登っていくような感覚だったのを覚えています。 直前講習に差し掛かる頃には思い通りに行かず辛いことも沢山ありましたが、私のタチビでの約一年半はとっても、信じられないくらい充実していて、楽しかったです。少人数だからこその皆との距離感も素敵で、先生が下の名前で読んでくれたり、可愛くてお洒落な先輩が似顔絵を描いてくれたり。とっても温かいタチビを離れるのはとても寂しいですが、大学生活でもタチビで培った感覚を大いに発揮出来ればと思っています。本当に楽しかったタチビ生活。受験期、楽しんだ者勝ちだと思います。

「いつも通り」が仇に…?

入試の時の私は正直絶不調でした。何としてでも合格しなければ、というプレッシャーに潰されないよう、「いつも通り」を心掛けたのですが、それが仇になったようです。精神的にもギリギリの状況でしたが、それでもタチビに帰れば先生方が元気をくれ、何とか乗り切ることができました。結果は思い通りとは行きませんでしたが、進学する予定の学部の先輩方や同級生がとても温かく、入学する前からワクワクしていました。

梅宮青さん

東京・都立富士森高等学校

  • 多摩美術大学 生産デザイン学科テキスタイル専攻 合格
  • 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 合格

変化の年

私は現役の時、質問することをほとんどしていませんでした。自分の全てを否定してしまっていました。だから、私が浪人を決めた時、不安が大きく、何から手をつけていいかわからない状態でした。しかし、昼間部の先生と面談をして、考え方が変わりました。「頼っていいんだ」って。こんなに一人一人のことを考えて、一緒に理解しようとしてくれる先生に出逢えたのは、初めてでした。私はそれから、考えすぎると進めなくなることに気づき、良いところも、悪いところも、自分が疑問に思うことは、全て先生に質問しに行くようにしました。否定することも、やめました。その場では理解できないことも、勿論沢山ありました。しかし、毎日メモを取っては、読み返して、そこで気づいたことを書き足し、作品に反映して、また質問して、を繰り返しました。どんな些細なことでも、すごく基礎的なことも全部、質問をしました。また、自分は出来ないということを認めました。変なプライドを捨てました。出来ないなら出来ないなりに、今できることをやろうと思いました。そしたら、見える世界が広くなり、自分の作りたい作品像が見えてくるようになりました。立美祭では、そんな自分のやりたいことを全部詰め込んで作品を作ってみようと思い、興味のあるものを組み合わせてオリジナルの着物をつくり、大賞まで取ることができました。 私は、ここでやっと、しっかり何かをつかむことができた気がします。自分のやりたいことを自分のやりたいように伝える。たとえそれがどのような形であれ、自分が満足いくまで作品と向き合う。私が常に意識するべきことはこれだと、体感することが出来ました。 とても貴重な経験を、することが出来ました。 私が、これから受験する皆さんに伝えたいことは、「ありのままの自分と向き合って欲しい」ということです。最初の頃の私には、よく見られたいとか、完璧にやらないとなど、自分を偽る気持ちがありました。しかし、それをなくし、ありのままの自分と向き合うことで、気持ちが軽くなり、良い作品を描けるようになりました。これは私がこうであっただけで、違う人も勿論いると思います。例えば、本当は車が好きだとか、お花がすきだとか、そういう好きという気持ちをすててしまい、受験ぽい絵を描こうとする人がいたとします、それってものすごく、勿体無いことなんだと私は気付きました。だから皆さんには、ありのままの自分と向き合い、自分らしくあって欲しいと思います。最初は人の真似でもいい、でも、そこから自分って何をやりたいんだろうと、俯瞰的に一度見つめ直してみて欲しいと思います。応援しています!

リラックス

私が受験したテキスタイル学科は、毎年、デッサンで花が出ていました。しかし、教室に入ってみると今年は花ではなく、葉っぱがたくさんついた、枝のような茎のようなもので、ぱっと見では、何かわからなかったです。(あとでユーカリと判明しました。)思わず自分の心の中で、花じゃないんかい。と思ったことを今でも覚えています笑。しかも、席を探すと、1番前の一番端で周りの状況が一切わからない席でした。目の前には試験監督がいてさらに焦りが増す一方。でも、試験直前に「梅宮は、いつも通りやれば大丈夫」と言っていただいたことを思い出し、「リラックス」と自分に言い聞かせてからは、自然と手が進みいつも通りの作品を書くことが出来ました。平面構成は、時間をかけて準備していたこともあって、前日に色を決めて、余裕を持って作品を仕上げることが出来ました。周りから聞こえてくる音が、気になってしまう状況に置かれても、いつも通りやれば絶対にできると、自分を信じていたことが、上手く出来た理由だと思います。

タチビでの夏期講習

タチビでの夏期講習はあっという間でした。 毎日のように出される課題に、一生懸命食らいついているうちに、何をやればいいのか、手が全く動かなくなったことが、沢山ありました。 私はテキスタイルを第一志望にしていたので、どうしても「受験テキスタイルっぽさ」をどこかで意識してしまって、自分が本来描きたい作品を描くことができていませんでした。 でも、先生方に個別に作品を見ていただいたり、何度も自分の作品を見返しているうちに、それは結局誰かの真似になっていると気づくことができ、少しずつ基本を押さえながら自分の作品を描けるようになっていきました。私が伝えたいことは、とにかく気になったら、どんな小さなことでも先生方に聞きにいく、ということです。講評で言われたことを、次そのままやるのではなく、自分はもっとこうやりたい!という気持ちを大切にして、それを先生に伝えてみて欲しいです。 そうしたら何倍も、何十倍も上手くなれます!

兵頭歩武さん

東京・都立国分寺高等学校

  • 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 現役合格
  • 武蔵野美術大学 デザイン情報学科 現役合格
  • 多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 現役合格
  • 多摩美術大学 情報デザイン学科 現役合格

タチビに通う毎日

自分は、高校3年の時の5月ごろののコロナ自粛期間中に、美大進学を決めました。先輩のすすめもあって、家からも近かったタチビに6月から通うようになって、そこから本格的に美大受験をはじめました。自分の学校は、部活も勉強も行事もすべて力を入れて行うので、はじめは続けてタチビに行けない日が多く、内心では、とても焦っていました。ただ、まだまだ伸びしろしかないと、ポジティブに考え、やるしかないと自分に言い聞かせました。部活を引退してからは受験モードに切り替え、毎週出るホームワーク課題や、自主練を勉強と両立させながらとにかく頑張りました。わからないことがあれば先生にすぐに聞いたり、全体講評のあとも先生方に細かくアドバイスをもらいに行ったり、自分のなかでライバルを勝手に見つけ、内心ではめちゃめちゃ競ってました。(笑) 毎日タチビに通い、受験が近づくにつれて自分の成長を感じるようになりましたが、数をあまりこなせていない平面が、伸び悩むようになりました。ピンタレストで、色々な人の平面構成を見てみるも、なにが良くてなにが悪いのかもよく分からなくなり、迷走期がありました。ところがある日、先生から、「自分の“好き”を表現したら?」と言われ、そこからは、他人の平面構成だけでなく、絵画やイラストやポスターなどを色々見て、自分の好きな表現で、やってて楽しく、自分の家に飾りたくなるような平面を作ろうと思うようになりました。 そのおかげで、段々平面で上段をとれるようになり、モチベーションも上がっていきました。タチビに通っているうちに、友達や先生とのプライベートな会話が増えて(先生に勝手にあだ名をつけたりもして笑)制作時間以外の楽しめる時間が多くなって、そこからまた頑張ろうと思えるようになりました。今思えば、同じ目標をもつ仲間や、面倒見の良い先生方のおかげで、受験を楽しめたと思います。先生方、仲間、そして急な進路変更にも関わらず毎日サポートしてくれた両親には本当に感謝しています。これからも、タチビでの経験を生かして頑張りたいです。

入試当日、なぜか笑けてくる

入試当日は、正直あまり緊張していなかったので、逆に心配でした。ただ、もう今さらなにを考えようとなにも変わらないなーと思って、ただただその課題を楽しむことにしました。不思議なことに受験の雰囲気を楽しいものと思ってしまえば、周りに金髪だのサムライヘアーだのいろんな人がいて、それぞれその人だけの作品をつくってる状況そのものがおもしろく感じて、特に芸大二次試験がとても楽しかったです。人は、すべての物事を肯定的に捉えるのは無理だと思うけど、自分の中でポジティブにとらえ直すことはできると思います。美術を楽しむことの大切さを受験生活を通して学び、入試まで楽しむことができました。

丸山咲さん 

東京都立国立高等学校

  • 多摩美術大学 日本画科現役合格
  • 武蔵野美術大学 日本画科現役合格

私が立美に入ったのは、高校2年生の途中でした。当初基礎科に在籍していた頃から、日本画の先生方がまったくの未経験だった私に一から優しく教えてくれました。 3年生になって日本画科に進んでからも、先生方は私の絵の良いところや足りないところを一緒に親身になって考えて、時にはお手本を描いてくれたり時間が過ぎた後も相談に乗ってくれたりしました。立美は生徒の人数が多くない分、先生方の指導がとても手厚くきめ細やかで、他にはない立美の良さだと思います。そして、少人数なので一人一人に柔軟に対応したスケジュールを組むことができとても有難かったです。 また、立美では参考作品や浪人生との距離も近く、上手な作品を間近で見る機会に恵まれていたことも合格に繋がったのだと思います。 受験は辛く、絵を描くことが嫌いになってしまうこともあると思います。でも立美の先生方は受験の為だけではなく、純粋な絵の楽しさを教えてくれました。 立美に入って良かったです。本当にありがとうございました。

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