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日本画科夜間部には、高校２年生・３年生が在籍しています。基礎科を経て来た経験者もいれば、新入学の初心者もいます。

今回は、そんな夜間部の作品を紹介いたします。

春に毎年恒例で行っている靴の細密着彩。

靴は、自分の靴や親御さんの靴など、各自で描きたいものを用意してもらいます。

少し汚れがあったり、使用感のある靴の方が表情があって描きごたえがあります。

夜間部はまだ絵の具の扱いに不慣れなので、まずは一つのモチーフをじっくり時間をかけて仕上げることを大切にしています。

中には着彩が今回で初めての人もいます。どういった道具が必要かわからない人も多いと思うので、初めての人には絵の具セットの購入のご案内もさせていただきます。ご自身の絵の具セットが揃うまでは、貸し出し道具を使いながら絵の具の扱いを覚えていきます。

毎年この課題では、技術力はまだ足りていないながらも夜間部ならではの素直な観察力が生かされ、とても良い作品が生み出されます。

こちらの作品は、しばらく学院一階のロビーに展示しておりますので、ご見学の際などに是非ご高覧くださいませ。